現在新日本プロレスが管轄するストロング女子王座、
そしてスターダムのアーティスト王者でもあるジュリア。
そんなジュリアは今、押しも押されぬスターダムのトップ選手であるが、
昨日このようなインタビューが公開された。
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こちらのインタビューでジュリアは、現在のスターダムに対してのことなどを
熱く語っているので、今回の記事ではそれらを取り上げてみたいと思う。
まず個人的にもっとも響いた部分は以下の部分である。
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ロッシー小川がつくり上げてきたものが壊れていくのが…これまで去年、一昨年とかまで勢いあったじゃないですか。みんなでつくり上げてきたものが、今年に入ってから特に、どんどんどんどん壊れていくのがもうたまらなく悔しかったんですよね。
(引用:カクトウログ)
ロッシー小川EPが作り上げてきたものが壊れる。
これは非常に重い言葉と言えるだろう。
つまりジュリアが言いたいことはは過去2年間、一気に勢いがついていた流れが、
今年に入り違う方向に進んでいってしまっていることに気づいてはいたが、
一選手ではどうすることも出来ず悔しかった、ということだろう。
それらの溜まった思いがあの木谷オーナーを動かしたXに繋がったかと思うが、
それだけ在籍の選手でも違和感を感じていたのだろう。
当然それらはファンにも伝わっていただけに、今回のジュリアの行動は
結果的にスターダムを好転させるきっかけになったのではないだろうか。
またジュリアは選手が見せたいものと会社がやりたいものが全然違っていたとも
このインタビューで語っている。
つまり選手の感情を乗せて試合を組めば、それはファンにも伝わり
思い入れがでてくるのだが、ここ最近はそうではなくなっていたということだろう。
ジュリアいわく小川EPはそれらをうまく汲んでマッチメイクしていたとのことだが、
旧体制下ではおそらくストーリーありきでマッチメイクされていたのかもしれない。
またその原因は過密日程ではないということなので、
もっともストレスがかかっていたのはもしかすると小川EPなのではないだろうか。
その様子は当然ながら選手にも伝わることになるので、
それらが重なることでいろいろな悪循環が生まれたのだろう。
このようなこともあり新体制が生まれたスターダムだが、
新社長の岡田氏にはジュリアは好印象を持っているようだ。
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仕草だったり、出てるオーラっていうのかな。そういうのを自分は感じたので、いい社長だといいなって(笑)。
この新しい岡田社長の元、再出発となるスターダムだが、
当のジュリアにはあのWWEが興味を示しているという噂も飛び交っている。
今のスターダムからジュリアがもし抜けてしまえば、
それは大きな痛手となるはずなので、団体としても引き止める必要があるだろう。
はたしてジュリアの熱い想いは団体側に届き、
選手が働きやすい環境が今後生まれていくのだろうか。
そしてもし今後そのような環境ができればリング上のストーリーも好転し
ファンはまたスターダムのプロレスを楽しむことになるはずだ。