昨日行われた新日本プロレス大阪大会。
その大会では迫る1.4東京ドームに向けてさまざまな展開が動き出したが、
メイン終了後に大きなサプライズがあった。
この日のメインはウィル・オスプレイと海野翔太によるUS(UK)王座戦が行われ、
40分を超える死闘の末、オスプレイが貫禄を見せて勝利した。
そしてその後、試合途中からセコンドについていた海野翔太の師匠である
ジョン・モクスリーがリングに上がり、ドームでは二人の一騎打ちが行われるのか?
という機運が高まった。
おそらくここまでは多くのファンの方が予想されていたことかと思うが、
サプライズはこの後に起こった。
BULLET CLUB WAR DOGSのリーダー、デビッド・フィンレーが登場し、
二人をシレイリでKOしたあと、ハンマーを持ち出し2つのベルトを破壊したのだ。
そしてその後マネージャーの外道がこうメイクアピールした。
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オイ、いいか! こんなな、ケチのついたベルトは、何の意味もねえんだよ、コノヤロー!(場内ブーイング)。フィンレーのために、新しいベルトを作りやがれ、コノヤロー!(※
英語で)反逆者は全てを乗っ取るんだ!俺に反逆者が必要だ! 新日本プロレスにも必要だ!そして世界にも必要だ
この一連の流れを見る限り、1.4東京ドームでは新王座をめぐり、
オスプレイ、モクスリー、フィンレーの3名が争うことになるかと思うが、
ここで注目すべきはやはり王座封印→新王座設立の流れだろう。
現時点ではまだ発表されてはいないが、おそらくこの展開を受けUS王座は
ここで封印される形となるはずだ。
このベルトは元々アメリカ向けのベルトであり、
その部分ではしっかりと機能できていたとは言えなかった部分もあるので、
あまり大きな反発はないのではないかと思う。
そしてその変わりに出来るタイトルであるが、オスプレイのコメントなどから
インターコンチネンタル(IC)の復活が囁かれている。
ICのタイトルはみなさんもご存知の通り、現在のIWGP世界ヘビー級王座設立の際に
封印されたタイトルである。
ICのタイトルといえば中邑真輔を筆頭に多くの選手が巻いた歴史あるベルトだが、
それがもし正式に復活するなら、今後新たな歴史が刻まれることとなる。
この展開はくしくもオスプレイの持つUSタイトル挑戦前に
辻陽太が語った展開であるが、
はたして今後新世代を象徴するタイトルとなるのだろうか?
おそらく近日中には正式に発表があるはずなので、期待して続報を待ちたいと思う。