先日のアメリカ・カリフォルニア大会の結果を受け、
新日本プロレスより次のビッグマッチである6.9大阪城ホール大会、
ドミニオンの第一弾カードが発表された。
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上半期の総決算の大会ということで、多くのタイトルマッチが行われることが
通例であるが、今回もIWGP世界ヘビー級選手権を筆頭に
5つのタイトルマッチが決定した。(タッグはWタイトルマッチ)
まずその中でも注目すべきカードは新日本プロレスの至宝のタイトルでもある
IWGP世界ヘビー級選手権であろう。
現在の王者はご存知の通りAEW所属のジョン・モクスリーであり、
タイトルが他団体へ流出している状態である。
今回それを取り返す立場となるのがEVILであるが、
言わずとしれたトップヒールであり、
通常はファンからブーイングを飛ばされる立場である。
そんなEVILが今回いわば救世主というべき立場になるのだが、
新日本プロレスのファンはどちらを応援するのだろうか。
立ち位置としてはモクスリーがベビーフェイスとなるだろうが、
ファンとしては団体にタイトルを取り戻してほしいという思いもあるだろう。
よってポジションとファンの思いが複雑に交錯する戦いとなるが、
はたしてこの戦いが終わったとき、タイトルはどのようになっているのだろうか。
また今大会はBOSJの優勝決定戦もあることで、
どちらがメインになるかという問題もあり、
試合順も含め今後の動向に注目しておきたいと思う。
そしてその他に今回、シングルのタイトルマッチが3試合発表された。
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NEVER無差別級選手権
(C)鷹木信悟vsHENARE
NJPWWORLD認定 TV王座選手権
(C)ジェフ・コブvs石井智宏
KOPW2024争奪戦
(保持者)上村優也vsグレート‐O‐カーン
この顔ぶれを見てもわかるようにどのタイトルマッチも、
ゴツゴツとした戦いが予想されるが、IWGP世界ヘビー級選手権の乱戦が
予想されるだけに、これらのタイトルマッチには試合内容もファンとしては
期待しているところだろう。
はたして彼らはこのタイトルマッチで”新日本プロレス”を
体現する戦いを見せることができるだろうか。
さて今回発表された5試合に加え、BOSJの優勝決定戦もあり、
現在は6試合が決定しているわけだが、まだ多くの選手のカードが未定である。
今後その選手たちがどのような展開を見せていくのかにも、
注目しておきたいと思う。