新日本プロレスは現在シリーズの真っただ中にあり、
各タイトルの動きもNEVER6人タッグやIWGPジュニアタッグ
のタイトルマッチが行われるなど活発に動いている。
また次のシリーズにはその他のタイトルマッチも続々と決まり、
各タイトル戦線は激しい前哨戦が続いている。
そんな中それらの逆を行くように一つだけ動きの見えないタイトルがある。
それはジェイ・ホワイトが保持するNEVER無差別級のタイトルだ。
(*海外主体のUS王座は除く)
IWGPヘビーとICが統一された今、このNEVERのベルトは
実質的に新日本の№2にあたるタイトルと言えるだろう。
それが今は不気味なほど動きがない状態だ。
この大きな要因は王者であるジェイがシリーズに参戦していないことにある。
4月以降から見てみるとジェイは福岡のタイトルマッチとその翌日の大会以外
約2か月間ほとんど参戦していないということだ。
この状況にはいろいろな事情があるかと思うが
ファンとしては寂しい思いがあるだろう。
また次のチャレンジャーとされる、デビット・フィンレーも同様の状態である。
彼に関してはインパクトタッグ王者を戴冠するなど(現在は陥落)
海外での動きはあったが新日本マットでの活動は久しくみられていない。
ではこの二人はいつ新日本マットのメインストーリーに帰ってくるのだろうか。
個人的な予想では今シリーズの後半から姿を現すのではと考えている。
以下は今シリーズの後半戦の大会スケジュールだが、
執筆時点で対戦カードが発表されていない。
↓
この状況はシリーズ開幕時点から変わっていないのだが、
後半戦のカードが未発表ということに違和感を感じていた。
これはおそらくこの後半戦は6.23後楽園までの流れから
変化すると表れではないかと思う。
そう考えるとここまで何も起きていなかったNEVERの展開が
ここからスタートすることは十分にあり得るはずだ。
もしこの予想が当たっているとすれば、おそらくジェイは
ワールドやABEMAの放送がある7.1後楽園に姿を現すのではないかと思う。
king Switchがついに我々の前に帰還するということだ。
ではジェイとフィンレーによるNEVERのタイトルマッチはどこで行われそうだろうか。
7月はビッグマッチが目白押しであるが、開幕戦の札幌2連戦に関しては
タイトルマッチが決まっているのでここでは行われないはずだ。
そう考えると後半のビッグマッチ4連戦である、
大阪、愛知、東京ドームのどこかでということになるだろう。
またこのNEVERのタイトルマッチをメインに据えるならば、
大阪か愛知のどちらかの大会ということになる。(大阪大会は2連戦)
いずれにせよ来月には確実に二人のタイトルマッチは組まれることになるだろう。
では少し気が早いがもしジェイがタイトルを防衛すれば、
その先はどこに向かっていくのだろうか。
これはおそらく1年半ぶりに有観客で行われる8.15LA大会となるだろう。
↓
モクスリーとならび大会の目玉であるジェイのタイトルマッチが
このLA大会で組まれるとなれば、
久々に生で観戦するアメリカのファンにとっては嬉しいサプライズとなるはずだ。
対戦相手を予想するのは難しいが、ここでの防衛戦は確定的と言えるだろう。
さてしばらくファンの前に姿を現していないジェイ・ホワイトは
いったい、いつ、どのような状態で我々の前に登場するのだろうか。
あのジェイの激しいアジテーションを早く聞きたいと思っているのは
きっと私だけではなく、多くのファンがそう思っていることだろう。
NEVER無差別級王者ジェイ・ホワイト。
彼は今後も新日本に欠かせない人物であることは間違いないということだ。