昨日行われた新日本プロレス、デストラクションシリーズ最終戦となる両国国技館大会。
今大会ではJ5Gの新メンバーXとしての上村優也の凱旋帰国。
そして石森太二のIWGPジュニア挑戦表明などのサプライズがあった。
そこで今回の記事ではその両国国技館大会を振り返りつつ、
今後の展望についても触れていきたいと思う。
まず発表後よりファンの間でさまざまな議論が飛び交った今回のXだが、
結果的には上述したように上村優也の凱旋帰国となった。
両国の第1試合での凱旋帰国というのは最近でいうと成田蓮と同じであるが、
これが現時点での上村優也に対する新日本プロレスの評価と言っていいだろう。
この日のコメントを見る限り試合で敗れた高橋裕二郎がシングルを求めているので、
まずがこの裕二郎との抗争、つまりHOTとの抗争が始まるということだろうか。
そうなるといきなり王座に挑戦した海野翔太、辻陽太とは少し差が出ることになるが、
今後上村優也は出世争いで巻き返すことができるだろうか。
彼の本当のプロレス人生はここからがスタートということだろう。
そして大会の時系列でいうと、7番勝負を行っていたストロングスタイルと本隊の
6人が結果的に共闘するという展開になった。
詳細を書くと海野翔太と成田蓮、エル・デスペラードとマスター・ワト、
そしてなんと40年来の因縁がある鈴木みのると永田裕志がそれぞれタッグを
組むという流れになった。
彼らはそれぞれ今後行われる各階級のタッグリーグに出場するということになりそうだが、
この共闘は今後どのような化学反応を起こすのか?
特に海野翔太、成田蓮の二人には注目しておく必要があるだろう。
そしてサプライズとしてはこの日のセミで行われたIWGPジュニアのタイトルマッチの
試合後に欠場を続けていた石森太二が登場した。
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石森太二に関してはこの日のXの本命という見方もあったが、
結果的にはタイトルマッチ終了後のサプライズでの登場となった。
石森太二にはBULLET CLUB脱退かとも噂されていたが、
この日の出で立ちなどを見ればヒールモードということかと思われる。
次はヒロムとのタイトルマッチが組まれる事となりそうだが、
石森太二の実力を考えれば、ヒロムの狙う最多連続防衛記録が
途絶えてしまっても何ら不思議ではないだろう。
はたしてヒロムはこの最強の挑戦者を退けることができるだろうか。
そしてこのような展開の後に行われたメインではSANADAがEVILを下し
1.4東京ドームに王者として出場することを決めた。
そこでは因縁の相手でもある内藤哲也とのタイトルマッチが組まれているが、
タイトルマッチの後、大会を締めるのは大観衆のギフトなのか、
それとも初めてのドームでの大合唱なのか。
今後二人の抗争がさらに激化していくことは間違いないだろう。
そして両国大会を終え間を開けず、
今日の15時より東京ドームの第一弾のカード発表が行われる
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【本日15時から!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2023年10月9日
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『WRESTLE KINGDOM 18 in 東京ドーム 第1弾対戦カード発表記者会見』https://t.co/Mps1PBMSLp#njwk18 #njpwworld pic.twitter.com/qevHE405T1
はたして今回のカード発表ではどのようなカードが発表されるのか、
こちらも注目しておく必要がありそうだ。
両国国技館大会のアーカイブはABEMAで1週間視聴可能。
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