2022年1.8のノアとの対抗戦から始まった新日本プロレスのPPV配信。
アメリカではごく普通に文化として根付いているイメージであるが、
日本ではまだまだ定着はしていない文化だろう。
特に新日本プロレスではこれまで実施していなかった形態だけに
否定的な意見も散見されている状況という印象だ。
また現在新日本プロレスワールドでは実施済の大会も含め
以下の大会が販売されている。
タカタイチマニア2.5
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https://njpwworld.com/p/ppv_00610_1_1
藤波辰爾50周年記念興行
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Capital Collision
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LIVE配信(PPV) Capital Collision 2022年5月14日 アメリカ・Entertainment & Sports Arena(ワシントンDC) - njpwworld
AEW✖NJPW Forbidden Door
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LIVE配信(PPV) AEW x NJPW: Forbidden Door 2022年6月26日 イリノイ州シカゴ・United Center - njpwworld
私も今後すべてではないがいくつかの大会を購入しようと考えている。
ではなぜ今年から新日本プロレスはPPVを積極的に販売しているのだろうか?
まず思い浮かぶのはコロナ禍により減少傾向にある
チケット収入の補填という部分だろう。
このところ回復基調にあるとはいえ、現状もコロナ禍の影響により
以前と比較すると動員が戻っているとは言えない状況だ。
またPPVにはチケット販売のような上限がないだけに、
魅力的な番組であればより多くの収入が見込めることも大きな利点であるだろう。
これはプロレスというジャンルに限ったことではないが、
今回の長期間にわたるコロナ禍でエンターテイメント業界は大きなダメージを受けた。
それを打破するためにこの有料配信という形がアーティストのライブ配信などから
生まれてきたわけだが、それらを購入し楽しんだ方も多いだろう。
よってお金を払って配信を楽しむということは数年前と比較すると
徐々に根付いてきていると言えるかもしれない。
では今後新日本プロレスのPPV配信がどうなっていくのか?というところだが、
おそらく国内でのイレギュラーな興行やアメリカでの大会を中心に
増えていくのではないだろうか。
課題があるとすれば、それは新日本プロレスワールドとの棲み分けという部分だが、
今後よりそれは明確になっていくであろう。
また購入する側の我々ファンにとっても、これまで映像で見ることができなかった
興行を見ることができる機会が生まれるわけなので、その点は大きな利点と言えそうだ。
50周年を迎え、この配信というジャンルでも新たなチャレンジを開始した新日本プロレス。
今後も我々に上質なエンターテイメントを提供してくれることを期待したいと思う。