先月末、暴漢に絡まれていた幼児を救出したことで一躍時の人となった
UNITEDEMPIREのグレート・オーカーン。
👇
神奈川県・中原警察署からグレート-O-カーン選手に感謝状! 新事実も判明! 最初は名乗らず立ち去ろうとしていた!? | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
一人の人間としてこのような行動はなかなかできるものではないが、
オーカーンはプライベートでも勇敢であるということだろう。
そんなオーカーンがまもなく行われる両国国技館大会で、
CHAOSの毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI‐HASHI)が持つタッグタイトルに
盟友のジェフ・コブと組み挑戦する。
過去最大級の追い風に乗っていると言えるオーカーンであるが、
はたしてUE結成後初めてとなるタイトル獲得は成功するだろうか。
帰国後のオーカーンを振り返ってみると、
要所ではその類まれなポテンシャルを発揮し、強者たる姿を我々ファンに見せてはいるが、
タイトルなどの結果としてはいまだ何も獲得していない現状である。
昨年だけを見てもG1での各対戦相手に合わせた戦い。
そしてWTLでの善戦など印象に残っている試合は数多くある。
本気を出せばすべてのタイトルを獲れるのでは?という姿を
そこで見せているだけに本人としてもいち早く結果を残したいところだろう。
そしてそんな中ついに訪れた今回のタッグのタイトルマッチ。
ジェフ・コブという強力すぎるタッグパートナーを得たことで
タイトル奪還の可能性は飛躍的に高まったと言えそうだ。
たしかに王者は数々の合体技を持つ毘沙門であるが、
個々の実力を見れば決して見劣ってはいない。
それどころか上回っている部分も大いにあるかと思う。
よって新日本プロレスでの初戴冠は十分に期待できるのではないだろうか。
ではそんなUNITEDEMPIREの二人がタイトルを奪取すれば、
次はどのような対戦相手が浮上するだろう。
話題性で言えばBULLETCLUBを追放され本隊入りとなったGoDが候補となりそうだ。
彼らとしてもこのままで終わることは考えているはずはなく、
史上最多の7度のタイトル獲得という実績を掲げ、新たな気持ちで臨んでくるはずだ。
またその他のユニットから考えるとLIJの内藤哲也と鷹木信悟という
強力すぎるタッグが挑戦することも十分に考えられそうだ。
内藤哲也の実績は言わずもがなであるが、
鷹木信悟も昨年はプロレス界を牽引する活躍を見せた実力者である。
この同級生コンビがもし本気でタッグを狙うのであれば、
初防錆戦からオーカーンは大ピンチとなりそうだ。
さて話は少し変わるがオーカーンは
常々タッグの面白さをいろんなところでアピールしている。
そんなオーカーンがもしタイトルを獲得すれば、
タッグ戦線も今まで以上に活気があふれ注目されることだろう。
はたしてオーカーンは一発回答で王座を毘沙門から奪うことはできるのか?
まもなくその結果は出ることになる。