ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】1.8で行われたNOAHとの対抗戦から見えたこと

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(出典:新日本プロレス・NOAH公式)



プロレスのチカラを合言葉に1.8横浜アリーナで行われた

新日本プロレスvsNOAHとの対抗戦。

興行的には全席完売となり、大成功を収めたと言っていいだろう。

 

 

またこの対抗戦のポイントとしては、これが今回限りの点で終わるのか?

もしくは今後に向け線でつながるのか?というところにも注目は集まったが、

 

 

すでに開始されているNOAHのシリーズ、そして新日本の次期シリーズにも

双方からの参戦はなく、近々には続きがあるというわけではなさそうだ。

 

 

もし今後続きがあるとすれば、それは双方の超ビッグマッチと

いうことになるのかもしれない。

 

 

対抗戦はこれまでの歴史を見ても、劇薬ゆえどちらかの団体が消滅する

という歴史が繰り返されてきた。

 

 

よって両団体ともそれらを考え、対抗戦を頻発することを避け

しばらくは自重するということだろう。

 

 

ではここからは今回の対抗戦からいったい何が見え、

そして何が生まれたのか、それらについて書いていきたいと思う。

 

 

まず今回の対抗戦でファンがもっとも注目したのは、

やはりどちらの団体が強いのかというところだろう。

 

 

今回の勝敗に関してはアンダーカードも含めると、

新日本の6勝4敗1分けであったが、メインの2試合が新日本の勝利に終わったため、

イメージとしては新日本プロレスの方が優勢に映ったのかもしれない。

 

 

特にメインでのオカダと清宮の間ではいろいろな側面での格差が明確であっただけに

よりそのイメージは強くなったと言えるだろう。

 

 

新日本最強と呼ばれ、強さの象徴でもあるオカダと、

NOAHの超新星と呼ばれる清宮。

 

 

清宮のフライングとも言える発言から端を発したこの戦いの

現実は清宮にとっては残酷なモノであった。

 

 

オカダがまるで若手との対戦のように全てを受け止めた上で、一気に勝負を決め、

そして試合後には冷徹な言葉を清宮に浴びせた。

 

 

これはオカダ一流の激かと思うが、清宮としてはこれを糧にし

より成長しなければNOAHの未来は背負えないだろう。

 

 

つまりこのメインは清宮のためにあったと言えるが、

それを活かすも殺すも本人次第である。

 

 

そう考えるとこのメインで生まれたものは、

清宮海斗が今の自分の本当の実力をオカダにより知ったということかもしれない。

 

 

そしてもう一つのメインであるLIJvs金剛の10人タッグ。

試合だけをみるとこの戦いが最も盛り上がったといっていいだろう。

 

 

そしてその中でおそらく多くのファンが気付いたもの、

それはLIJの圧倒的なスター性という部分であるかと思う。

 

 

プロレスラーを一つの商品、タレントと考えれば、

この人を惹きつけるスター性という部分が必要な要素であることは言うまでもない。

 

 

おそらく金剛もNOAH内ではスター性が高いユニットであると思うが、

今回改めて両ユニットが並び立つと、その差は歴然であったかと思う。

 

 

普段のそれぞれの団体での興行では、それらが日常であるので

目立つことはないが、今回のように比較される舞台があれば、

やはりLIJの持つ華は圧倒的なものがあった。

 

 

彼らが日本一の人気ユニットとして長期間君臨し続ける理由は

きっとそこにあるのだろう。

 

 

またその中でもやはり内藤哲也は別格の存在感であった。

これはご覧になった方全員が感じたことかと思うが、

彼のテーマソングが流れてきた時、明らかに会場の空気は一変した。

 

 

そして試合前に中島勝彦と向かい合った時に、思わず漏れた会場からの歓声。

これだけを取ってみても、まさに自らが語る通り

内藤哲也はベルトを超越した存在と言えるだろう。

 

 

また内藤哲也自身は試合後、いろいろな場所で

この対抗戦の続きがあることを示唆している。

 

 

立場があるポジションゆえ、内藤哲也やLIJのNOAH参戦が

実現するかはわからないが、もし本当に実現すれば

NOAHに大きなメリットをもたらすことは間違いないだろう。

 

 

つまり今回の対抗戦で改めて認識したことは、

内藤哲也を筆頭としたLIJのメンバーが持つタレントしての

圧倒的なスター性という部分である。

 

 

さてここまでは私なりの対抗戦の総括を書いてみたが、

ご覧の皆さんはどのような思いを持っただろうか?

 

 

個人的には新日本とノアとの差はまだまだ大きいと感じたが、

これには賛否両論があるだろう。

 

 

しかしこれらは対抗戦が行われたからこそ分かったことである。

はたしてこの夢の続きは再び見られるのか。

大きな期待を持ち、その時を待ちたいと思う。

 

 

 

 


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