1.21横浜アリーナで行われた新日本プロレスvsノアとの対抗戦。
その大会の中で起こった、このオカダカズチカと清宮海斗の遺恨であるが、
今一度その経緯などを振り返ってみようと思う。
まず二人はこの対抗戦の第4試合でそれぞれパートナーを携え、
タッグマッチで激突したわけだが、その中で事件というべきサプライズが発生した。
試合前から清宮海斗の存在を無視するかのような態度を見せていたオカダカズチカは
それを示すかのように稲村を攻めているときもあえて清宮海斗に背を向けていた。
さらにオカダはそれに怒った清宮海斗のカットを無視していたのだが、
事件はその時に起こった。
これはすでに皆さんもご存知かと思うが、清宮海斗のキックが
死角からオカダの顔面にヒットしたのだ。
そしてその後は収拾がつかず試合自体はノーコンテストとなった。
その後清宮はマイクを握りオカダに決着戦を要求したのだが、
オカダはそれを拒絶した。
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ここまでが対抗戦内で起こった一連の流れであるが、
この因縁には早速続きと言える展開が翌日に発表されたのだ。
それは翌日のノア横浜アリーナ大会の中で、
武藤敬司引退試合2.21東京ドーム大会での二人のシングルマッチが発表されたのだ。
まさに急転直下の電撃的な王者対決の実現。
多くのビッグマッチが組まれるこの大会のカードの中でも
ファンの注目度という点では一番ではないだろうか。
そんな期待される二人の対決であるが、カード決定直後オカダはこのように語っている。
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やりません。会社から何も言われてないですし、会社の上の人間が勝手に決めただけでしょうけど、そんなトントン拍子でいっても面白くないですし。ちょっと顔面を蹴ったから試合ができるっていうほど安くないし、オカダ・カズチカをなめないでもらいたい
まさかのオカダからのボイコット宣言。
これは自分と清宮海斗とを同列に扱ってほしくないという
オカダのプライドからくるものであると思うが、
本当にオカダはこの試合を受けるつもりはないのだろうか。
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そしてその発言を聞いた清宮海斗はこのように語っている。
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俺は中途半端じゃなくて完全決着をつけたい。こっちの熱でオカダを振り向かせてやる
リングでも、リング外でも行動していく
オカダを絶対に逃がしたくない。どこまでも追いかけてやる…
IWGP世界ヘビー級王者が小さい事言うなよ。
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2023年1月27日
俺はこの戦いを諦めないぞ。
ボイコットなんて一番つまらない。
逃げるなよオカダカズチカ#noah_ghc #MutoFinal pic.twitter.com/I8UmM5cL7g
これを見る限り清宮海斗にはあきらめる気持ちは毛頭なく、
それどころかオカダをどこまでも追いかけていく気持ちしかないようだ。
そうなると次に考えられるのは清宮海斗がオカダの前に姿を現すという展開だろう。
つまりそれは新日本プロレスの大会に清宮海斗が登場するということだが、
2.21東京ドーム大会までに新日本プロレスでは多くのビッグマッチが組まれている。
はたして清宮海斗はいったい新日本プロレスのどの大会に登場するのか?
そしてそれを受けてオカダカズチカはどのような態度を見せるのか?
プロレス界の絶対王者とノアの若き王者の遺恨から
我々は目を離してはいけないだろう。