12.10熊本大会で幕を閉じた新日本プロレス、タッグの祭典ワールドタッグリーグ(WTL)
WTLは現IWGPタッグ王者毘沙門(後藤・YOSHIHASHI組)が前人未到の三連覇を
達成し、この日勝利したGoDのヒクレオ・ELP組とのダブルタイトル戦を
1.4東京ドームで行うことを宣言した。
これにより新日本プロレスタッグ戦線は、2冠王者が生まれることになり、
新しい局面を迎えそうだが、この日の大会は別の展開も新しい局面を迎えた。
それはシリーズ中にHOT入りした成田蓮と、裏切られた形となった海野翔太との抗争である。
この日も両者はタッグマッチで対戦したが、HOTの悪の戦略により、
タッグパートナーであるタイガーマスクが、37秒で敗れてしまった。
よってこの試合海野翔太は先日に引き続き成田蓮に
触れることもできなかったわけだが、この日はそれで終わりではなかった。
それは次の試合、同じようにHOTと抗争中である清宮海斗・大岩陵平を
試合後救出するために登場した。
結果、同世代でライバルでもある二人が、共闘する形になったわけだが、
この展開はおそらくこの先へと進んでいくはずだ。
以下は両団体の今後のスケジュールであるが、それを見る限り今月後半に
両団体とも後楽園ホール大会が予定されている。
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そしてその先に両団体はそれぞれ1.2有明アリーナ大会、
1.4東京ドーム大会に進んでいくわけだが、そう考えると今後の展開に進展があるならば、
今月の後半のどちらかの後楽園ホールが濃厚と言えるだろう。
配信情報を見る限り、現時点でノアの方は予定がないようだが、
新日本プロレスの後楽園ホール大会はワールドなど何らかの形で放送があるはずだ。
よって次の展開としてはそこで何かが起こる展開が予想されるが、
はたしてこの抗争の行く末はどのような形になるのか。
現時点では両団体の次世代のベビーフェイスの二人が、
新日本プロレス最悪のヒール集団に挑むという形であるが、
最後はドラマのように勧善懲悪というエンディングとなるのか?
団体を超えたこの抗争を引き続き注目しておきたいと思う。