2.21東京ドーム行われる武藤敬司引退記念大会。
その大会のメインで武藤敬司の引退試合の相手を務める内藤哲也が
ノアの公式インタビューに答えた。
👇
そのインタビューの中で内藤哲也は、少年時代から憧れていた
武藤敬司への想いをいつものように淡々と語っているが、
その奥からはやはり憧れた選手の引退試合の相手を務めることができることへの
嬉しさがにじみ出ていたように思う。
そう考えると不世出と言われるこの稀代の天才レスラーの引退試合の相手を
この男が務めることはまさにディスティーノ、運命であったのかもしれない。
内藤哲也はこの試合に関し、良い作品を作るつもりはなく、
完封勝利し武藤敬司を悔しがらせるとこれまでも語っているが、
はたして予想もつかないこの戦いはどのような結末を迎えるのか。
一筋縄ではいかない内藤哲也だけにいろいろと策を練っているはずだが、
はたして彼らを我々にどんな作品を提供してくれるだろうか。
またこの大会は多くの団体から選手が出場しているが、
この試合を含め後半3試合は新日本プロレスvsNOAHという構図である。
つまり見方によればこれは1.21横浜アリーナ大会の続きという側面もあるが、
この両団体の今後はどのような展開を見せるのだろうか。
昨年も同様に新年に対抗戦を行ったわけだが、
その後は個人的な選手の交流はあれど団体同士の動きがあったわけではなかった。
つまり昨年は線になることなく点で終わってしまったわけだが、
今年はこの引退記念大会があったこともあり、
両団体の王者対決という局面まで進んでいる。
この二つの王者対決の結果がどうなるかは現時点では不明だが、
結果次第ではさらに展開が続く可能性も大いにあるだろう。
考えられる中で可能性が高いのは両階級の新日本プロレスのリーグ戦である、
BOSJやG1へNOAHからの出場があるのではというところだが、
これが叶えば団体としてもメリットが大きいかと思う。
このように個人的には今後も両団体の交流が続いていくのではと考えているが、
はたしてこのドーム大会の先にはなにがあるのだろうか。
もちろんこの大会の主役は引退する武藤敬司であるが、
その他の選手たちが戦いを通じどんな未来を見せてくれるのかも
大きなポイントであることは間違いないだろう。