1.8横浜アリーナで行われる新日本プロレスvsNOAHの対抗戦。
そこで行われる対戦カードが先日のオンライン会見でついに発表された。
今大会ではアンダーカードを入れると全11試合がマッチメイクされた。
このボリュームを見るだけでも両団体の気合の入り方がうかがえるところだ。
ではここからは今大会の展望を占おうと思うが、
まずはじめに対戦カードを以下に記載しておく。
第0試合-①
藤田晃生(新日本)vs矢野安崇(NOAH)
第0試合-②
天山広吉&小島聡&永田裕志(本隊)
vs
キング・タニ―&モハメド・ヨネ&斎藤彰俊(ファンキーエクスプレス)
以下試合順不同
①SHO(HOT)vs小峠篤司(正規軍)
②石森太ニ&外道(BC)vsHAYATA&吉岡世起(STINGER)
③エル・デスペラード&DOUKI(鈴木軍)
vs
YO-HEY&NOSAWA論外(PERROS DEL MAL DE JAPON)
④石井智宏&後藤洋央紀&ヨシハシ(CHAOS)&田口隆祐&マスター・ワト(本隊)
vs
原田大輔&大原はじめ&稲葉大樹&稲村愛輝&岡田欣也(正規軍)
⑤ザックセイバーJr&金丸義信(鈴木軍)
vs
丸藤正道(M's ALLIANCE)&小川良成(STINGER)
⑥タイチ&鈴木みのる&TAKAみちのく(鈴木軍)
vs
杉浦貴&桜庭和志(杉浦軍)&KENTA(BC)
⑦EVIL&ディック東郷(HOT)vs潮崎豪&マサ北宮(正規軍)
⑧オカダカズチカ(CHAOS)&棚橋弘至(本隊)
vs
武藤敬司(M's ALLIANCE)&清宮海斗(正規軍)
⑨鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&高橋ヒロム&BUSHI(LIJ)
vs
中嶋勝彦&拳王&征矢学&タダスケ&亜烈波(金剛)
あらためて対戦カードを文字に起こすとかなりの文量となった。
ここからでもこの大会が両団体にとっても総力戦であることがよくわかるかと思う。
さてここからは注目カードについて書いていこうと思うが、
これはファンそれぞれによりきっと好みがわかれるところであるだろう。
どちらの団体を応援しているのか?
また推しの選手は誰なのか?などできっと注目するカードは違うかと思う。
よって以下は私個人が気になるカードであることをご理解いただければ幸いだ。
まず個人的に最も気になるカードは、ザック・金丸対丸藤・小川組だ。
全員の出自を考えると非常にノア色が濃いカードであるが、
ザック、金丸側はおそらく今の鈴木軍としてのファイトを見せるだろう。
しかし金丸にとって丸藤や小川はノアジュニアでしのぎを削ってきた間柄だ。
よって現在のヒールマスターとしての姿ではなく、
ノアジュニアの絶対王者として君臨していたあの頃のファイトを見せるかもしれない。
それに対し天才と称される丸藤、そしてプロレス名人である小川が
どう立ち向かうのか?
このカードに注目しているファンはきっと数多くいるのではないだろうか。
次に個人的に注目しているカードはHOT絡みの2試合である。
ご存じの通り新日本マットでは絶対悪として君臨し、
通常はファンからブーイングを浴びる立場のHOT。
この対抗戦では2試合ともノアの正規軍、
つまりベビーフェイスとの対戦がマッチメイクされた。
この組み合わせを見ても想像できるように、
彼らはきっとこの対抗戦でも普段通りの無法ファイトを貫くことだろう。
NOAHファンからヒートを買う姿がいまから想像できるが、
ここで注目なのは普段彼らにブーイングを浴びせている新日ファンは
この対抗戦ではどのようなアクションを取るのだろうか。
今回に限ればノアの選手を敵と見るのなら、
HOTのメンバーはそれを倒すベビーフェイスの立場となる。
よって新日ファンからこの日ばかりは、
乱入や反則を繰り広げても拍手を送られるかもしれない。
一夜限りのベビーフェイスとなるHOT。
1.8横浜アリーナではそんな姿が見られるのではないだろうか。
その他にも注目カードは数多くあるが、当記事もかなり長くなってきたので、
それらに関してはまた別の記事で書いていきたいと思う。
次回以降の記事も引き続きご覧いただければ幸いである。