1.23、平日ながら1510人超満員札止めの観衆を集めた、
新日本プロレス後楽園ホール大会。
そのメインではこれが初防衛戦となる王者エル・デスペラードに
挑戦者金丸義信が挑むIWGPジュニアヘビー選手権が行われた。
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この二人に関しては多くを語る必要はないかもしれないが、
言わずとしれたかつての盟友であり、タッグパートナーである。
この二人は4度のジュニアタッグ王者に輝くなど数多くの実績を残したが、
そのタッグを組んだ期間はデスペラードにとってかけがえのない時間であった。
これらはすでにデスペがいろいろなメディアなどで公言していることだが、
自身の成長のために金丸義信から、プロレスで必要なものを全て盗んだと語っている。
つまり今のジュニアのトップであるデスペラードに取っては恩人ともいえる存在だが、
その二人は鈴木軍解散とともに袂を分かち、さらに金丸義信はHOTへと移動し、
現在は悪の限りを尽くすメンバーとして活動している。
上の煽りVでもデスペが語っているが、金丸義信が以前でのファイトで来れば、
素晴らしい戦いとなることは間違いないが、現在の金丸を考えれば、
ユニット総出の何でもありの戦いとなることは必至だろう。
そして実際の試合もやはりユニット総出での乱入を繰り返し、
荒れ模様の展開となったが、最後は王者が意地を見せ初防衛戦をはたした。
その後王者はマイクで今後自身がジュニアを牽引すると宣言したが、
そんな王者をバックステージで急襲したのは、同じHOTのSHOであった。
この日ワトの怪我で試合が流れたSHOであるが、その鬱憤を晴らすかのように
最後の最後にその存在を見せつけた。
これによりデスペとの防衛戦は決定的になったかと思うが、
おそらくこの日の金丸よりSHOは悪の限りの戦法を使うことは間違いないだろう。
個人的には今回のSHO挑戦の展開は嬉しいことだが、
はたしてマーダーマシンと呼ばれる男は、現在の姿でジュニア王者初戴冠となるだろうか?
現時点ではまだ正式に発表されていはいないが、
その動向を引き続き注目しておきたいと思う。