5327人の超満員札止めの観衆の中行われた新日本プロレスのビッグマッチであるTHE ”NEW BEGINNING in OSAKA”。
今年の新日本プロレスのビッグマッチはハズレ無しの大会が続いているが、
今回の大阪大会も大変な盛り上がりを見せた大会と言えるだろう。
そんな昨日の大阪大会を当記事では振り返っていきたいと思う。
まず新日本プロレス所属ラストマッチとなったオスプレイ率いるUNITEDEMPiREと
フィンレー率いるBULLET CLUB WAR DOGSの戦いはなんと64分を超える死闘の末、
フィンレーがオスプレイを破り、世代交代を印象付けた。
また個人的にはこの試合のBCWDのメンバーの動きが非常に良かったと思うので、
ユニットとしての格が上がった戦いになったのではないだろうか。
一方オスプレイが抜けるということで、弱体化が避けられないUEだけに、
今後それを盛り返す新たな同盟者の補充などの策が必要となるだろう。
はたしてUEの先にはどのような展開が待っているだろうか。
そして次にこの日のセミファイナルで行われたブライアン・ダニエルソンと
ザック・セイバー・ジュニアの戦いを取り上げて見たいと思う。
テクニカルレスラー世界一と銘打たれたこの戦いは、その名前にふさわしい
素晴らしい戦いとなった。個人的にはこの日のベストバウトであったが、
特に試合には敗れたが、展開をリードし続けたダニエルソンの実力を改めて実感した。
ザックとしても勝利は収めたが、タップを取ったわけではないだけに、
納得ないっていないのではないだろうか。
まだ続きがありそうな二人の戦いの次の舞台ははたしてどこになるだろうか。
そしてこの日は札幌で行われるデスペラードとSHOのシングルマッチに動きがあった。
SHOはデスペラードのマスクを盾にタイトルマッチへの変更を主張していたが、
デスペラードはそれを拒否していた。
それでもしつこくタイトルマッチ変更を求めるSHOに対しデスペラードは
この日の大阪でSHOの”リスク”を発表するとしていた。
そのリスクは試合後にデスペラードから発表されたが、
それはなんとSHOが負ければ、自身が所属するユニット、
ストロングスタイルに加入するという条件であった。
これをSHOは受諾する態度を見せただけに、おそらくこの戦いはタイトルマッチへと
変更されることになるだろう。
はたして札幌のタイトルマッチの後にSHOのストロングスタイル入りという
衝撃の展開が生まれるのか?
注目の戦いとなることは間違いないだろう。
その他にもオカダ・カズチカの大阪ラストマッチや
KENTA、チェーズがIWGPタッグを獲得するなど多くの見どころが生まれた今大会。
まだ見ていない方は、ぜひ映像をご覧いただき、
今大会の素晴らしさを感じていただければと思う。
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