10.26に行われた新日本プロレス後楽園ホール大会。
この大会は声出し応援解禁ということもあり、
チケットは完売し札止めの観客の中で行われた。
メインの成田蓮の石井智宏からの勝利や、
ヒクレオのカール・アンダーソンに
対するマイクアピールなど多くの出来事が起きたが、
何と言っても最大のサプライズはこの男が登場したことだろう。
そう、それはあのグレート・ムタが新日本プロレスに登場したのだ。
ムタはこの試合のセミファイナルで行われていた
NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントの1回戦、
グレート・オーカーンvs矢野通の試合終盤、
会場が暗転したのちリングサイドに姿を現した。
そして9月のノア大阪大会でダッグを組みながらも
最終的に毒霧を浴びせ袂を分かったオーカーンに
再び毒霧を噴射したのだ。
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そしてそれをきっかけにオーカーンは矢野に丸め込まれ1回戦で敗北となった。
またムタは試合後矢野と握手し今後の共闘を匂わせた。
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そしてその後のバックステージでムタはこんなコメントを残している。
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有明コロシアムで殺ってやる!次、有明コロシアム、コイツ(矢野が)俺のパートナーだ!オカダも俺のパートナーだ!オーカーンに“闇”を見せてやる!
このコメントを見る限り、ムタは11.20のスターダムの合同興行である
有明大会に参戦しオカダカズチカ、矢野通とタッグを組み、
オーカーン率いるユナイテッドエンパイアと闘うということだろう。
この有明大会はスターダムとの初の合同興行ということで、
ミックスドマッチやIWGP女子王座決定戦など多くの話題があるが、
ここにムタの参戦という新たなサプライズが加わるということだろう。
この有明大会はまだまだカードが出揃っていないことを考えると、
今後もまだ多くの仕掛けはあるのかもしれない。
はたしてこの記念すべき大会はどのような大会になるのだろうか。
さて話をムタに戻すと、この有明大会が最後の
新日本プロレス参戦となるのだろうか。
その答えは私の想像でしかないがおそらくNoであろう。
今回の戦いをきっかけにその先の1.4東京ドームに出場し、
オーカーンとの決着戦やもしかすると
武藤敬司としての登場も大いに考えられるところだ。
プロレスリングマスターとしての武藤敬司か、
もしくは魔界の住人であるグレート・ムタか、
どちらのスタイルで登場するかは彼のみぞ知るというところだが
1.4東京ドームがアントニオ猪木追悼興行であることを考えると、
この男の登場は必要不可欠と言えそうだ。
はたして武藤敬司は、そしてグレート・ムタは
生まれ故郷という言える新日本プロレスで最後にどのような姿を見せるのか?
それを楽しみにしているのは私だけではないだろう。