新日本プロレスの年間最大シリーズであるG1CLIMAXは7.20より約1ヶ月間をかけて
行われ、その出場選手などが先日発表された。
今年は20名参加の2ブロック制に戻り、そのうちの18名の選手が決定している。
残り2名はというと各ブロック1名ずつを選ぶ12名参加の決定トーナメントが行われ、
その勝者が出場するということとなった。
この12名には俗に言うベテラン選手が数多くノミネートされたが、
それは別の味方をすれば、最初の本戦出場決定基準からは落選したメンバーとも言える。
またこの選考基準は明確に公にされたわけではないので、
具体的にはわからないが、それに異を唱えたのはその落選組のタイチである。
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この記事の中でタイチは今回の件に関しこのように語っている。
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尻を叩かれてるのかもしれないけど、こっちもちゃんと理解したい。例えば去年G1で負け越した、結果を残せてない…そういう人たちは予選会からやり直してくださいという説明があるなら、悔しいけど納得はできる。でも、今のままじゃ納得も理解もできない
それで俺らみたいなベテランは無条件で排除したの? 俺らはカードゲームのカードじゃなく、プライドを持ったプロレスラーなんだよ。ちゃんとした説明もなく、今まで頑張ってきた連中に『ハイ、さよなら』みたいなやり方じゃ、みんな気持ちがバラバラになっちゃうんじゃないの
俺だって今年タイトル戦線に絡めていない現状は認めてるよ。ただ、去年KOPW覇者になってるし、2月の札幌では鷹木(信悟)にも勝ってる。そのへんの実績はもう流されたの?って。他のメンバーを見ても、じゃあタッグ戦線で結果残してきたヤツらは意味ないの?って思いもある
このようにタイチは自身の現状も理解しつつ、それでもベテランを排除したとも言える
今回の選考に対し不満を唱えている。
今回の選考に関してはファンの間でも納得していない方もいると思うが、
どこかでこの転換をしなければ、毎年同じメンバーとなりマンネリ化してしまうのも
事実だろう。
もし問題があれば選考基準は明確でないという部分であるが、
そこはファン目線で言えば、前年の成績などの目に見える形であれば納得感は生まれる。
しかしプロレスというジャンルの特性や
毎年一定層のメンバーが移籍などで否応なく変化するということ、
そして会社のその時点の状況という要素も加えるとなかなか難しいかと思う。
となれば間もなく行われる出場者決定トーナメントで、
各選手たちが熱い戦いを見せ、それをファンに提供することが、
今できることになるだろう。
はたしてそんな各々がいろいろな気持ちを持った戦いは誰が勝利し、
本戦へとたどり着くのか?
G1前から目がが離せない戦いとなることは間違いないはずだ。
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(トーナメント表)