昨日6.9ドミニオン大阪城ホール大会が終了し、いよいよ新日本プロレスは
まもなく年会最大のシリーズであるG1CLIMAXの季節となる。
そのG1CLIMAXの今年の概要が昨日の大会で発表されたので、
今回の記事ではそれらについて進めていきたいと思う。
まず今年の出場選手数であるが、昨年の32名4ブロック制から大きく減少し、
20名の2ブロック制が3年ぶりに復活することになった。
昨年の32名参加は明らかに多すぎるという声もあっただけに、
新日本プロレスもその部分を検討し、これまでの人数に戻したということが言えそうだ。
そしてその20名参加のうちの2名を決定する出場者決定トーナメントが実施される。
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発表によるとこのトーナメントには、各ブロック1名の枠に対し、
10名が参加し次期シリーズの上記のスケジュールで争われることとなった。
これによると1回戦が1大会ということなので、おそらくバトルロイヤルや
イリミネーションマッチなどの特殊ルールで1回戦は行われることになりそうだ。
直近で発表した指針の中でも若手の抜擢という部分が挙げられていただけに、
今回のこのトーナメントは、それに基づいた試みと言えるだろう。
はたしてこのチャンスを掴み、夏の最強決定戦に出場するチケットを
手に入れる選手は誰になるのか?
まずは参加選手の発表を待ちたいと思う。
そして試合時間に関しても昨年の20分1本勝負から、
これまでの通例であった30分1本勝負に変更されることが発表された。
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昨年の20分は選手サイドからも短いのでは?という声も上がっていただけに、
それらを考慮し今年は元に戻したということかもしれない。
これにより引き分けという可能性が減り、より決着がつきやすくなったがと言えそうだが、
そこまでの大きな影響はないだろう。
そして最後に勝ち上がりのレギュレーションだが、各ブロック上位3名の選手が、
決勝トーナメントに出場し、優勝を争うシステムとなった。
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これはいわばプロ野球のクライマックスシリーズと同様のシステムであるが、
ポイントは10人中3位までに入れば、優勝のチャンスがあるところだろう。
つまり3位までにチャンスがあるということで、最後まで複数の選手にチャンスが残り、
消化試合となる試合が減少するというメリットがありそうだ。
選手サイドから見ても3位までということであれば、ボーダーラインも下がり、
最後までモチベーションを維持することも容易になるだろう。
はたしてこのレギュレーション変更がどのようなドラマを生むのか?
今年の夏も最後まで目を離せない戦いが続くことは間違いないだろう。
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