昨日開催された新日本プロレス札幌大会の中で、
間もなく開催される新日本プロレス年間最大シリーズ、
G1クライマックス34の出場選手が発表された。
事前に今年は20名参加、2ブロック制ということが発表されており、
その人選が注目されていたが、一気に世代交代の舵を切ったという印象を受けた。
また今回選に漏れた選手たちは次期シリーズに開催される、
出場者決定トーナメントで各ブロック残り1枠を賭けて戦うことになる。
そのトーナメント出場者には棚橋弘至をはじめ、
多くのベテランと呼ばれる選手がノミネートされているが、
はたして誰がこの狭き門をくぐり抜けることができるだろうか。
👇
■A ブロック枠
・石井智宏 (CHAOS)
・YOSHI-HASHI (CHAOS)
・チェーズ・オーエンズ (BULLET CLUB)
・KENTA (BULLET CLUB)
・カラム・ニューマン (UNITED EMPIIRE)
・高橋裕二郎 (HOUSE OF TORTURE / BULLET CLUB)■B ブロック枠
・棚橋弘至 (NJPW)
・矢野通 (CHAOS)
・ボルチン・オレッグ (NJPW)
・タイチ (Just 5 Guys)
・小島 聡 (NJPW)
・TJP (UNITED EMPIIRE)※「出場者決定トーナメント」は、次期シリーズ『NEW JAPAN SOUL 2024』で、1回戦、準決勝戦、決勝戦が行われる。開催場所は以下の通り
・1回戦
6月22日 (土) 福島トヨタ クラウンアリーナ
・1回戦
6月23日 (日) 茨城・かみす防災アリーナ
・準決勝戦
7月03日 (水) 東京・後楽園ホール
・決勝戦
7月05日 (金)東京・東京武道館
それではここからは各ブロックの選手たちについて考察していきたいと思う。
まずAブロックの参加決定選手は以下となっている。
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海野翔太(本隊)
内藤哲也(LIJ)
鷹木信悟(LIJ)
SANADA(J5G)
グレート-O-カーン(UE)
ザック・セイバーJr(TMDK)
ゲイブ・キッド(BCWD)
ジェイク・リー(NOAH)
EVIL(HOT)
まずメンバーを見る限り、実力者がこのブロックに集合した印象であり、
旧メンバーを含めたロスインゴ勢が辻陽太を除き、このAブロックに集まっている。
つまりロスインゴに関係する選手たち同士のシングルマッチが、
G1で久々に実現するということになるが、それらは大きな注目を集めそうだ。
またもちろん今回初参戦となったジェイク・リーに関しては、
多くの選手とのシングルは初めてとなりその部分は大いに楽しみだが、
昨日のNOAH横浜大会で自身のユニット、GLG解散を宣言したことで、
新日本プロレスへの本格参戦の機運が一気に高まった。
はたしてこのG1参戦を機に、ジェイク・リーは新日本プロレスへ本格参戦となるのか。
その部分にも注目しておきたいと思う。
続いてBブロックの参加選手は以下である。
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後藤洋央紀(CHAOS)
エル・ファンタズモ(GoD)
辻陽太(LIJ)
ジェフ・コブ(UE)
HENARE(UE)
デビッド・フィンレー(BCWD)
成田蓮(HOT)
上村優也(J5G)
KONOSUKE TAKESHITA(DDT/AEW)
このBブロックはメンバーを見る限り、誰にでもチャンスがある混戦のブロックとなりそうだ。
直近の実績で言えばフィンレーが少し抜けている印象があるが、
Aブロックと比較するとこれから実績を積んでいくであろう選手が多く、
このG1を機に飛躍を果たしたいところだろう。
またAブロックのジェイク・リーとともに、サプライズ枠として、
KONOSUKE TAKESHITAがエントリーされた。
現在KONOSUKE TAKESHITAはAEWでもメインストーリーで活躍しており、
プロレス界でもその存在を高めているが、彼もまた今回のG1参戦が
一つのターニングポイントになるかもしれない。
また今年のG1は各ブロック3名が決勝トーナメントに出場できることで、
多くの選手にブロック通過のチャンスがある。
はたしてそんな新時代となるであろう、今年のḠ1CLIMAXを制するのは誰になるのか?
今年も熱い夏となりそうだ。