7.20大阪大会から始まった新日本プロレス真夏の祭典、G1CLIMAX34。
そんな今年のḠ1も早くも各ブロックリーグ戦の前半が終了した。
そこで今回の記事では各ブロックの状況と今後の展開について進めていきたいと思う。
Aブロック
多くのIWGP世界ヘビー級王者経験者が集うこのAブロックだが、
前半戦5試合を終え、トップは単独で5連勝のEVILだ。
大会前の会見で、”ただ試合に勝つだけ”と語っていたEVILだが、
その宣言通りD・東郷とともに勝ち星を量産している。
3位までが通過ということを考えれば極めて有利な立場だが、
残された対戦相手はこの男を止めることが出来るだろうか。
そしてその他のポイントとしては、現IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也が
2勝3敗と負け越しており、またNOAHから新日本プロレスへの移籍をはたした
ジェイク・リーが1勝4敗と大苦戦していることだろう。
ともにこのまま終わるとは思えないが、この実力者たちの巻き返しは間に合うのだろうか。
そして今このAブロックで最もファンの声援を浴びているのは、
BCWDのゲイブ・キッドだろう。
全方位に噛みつくこの男だが、熱いファイトと新日本プロレス愛を見せることで、
ファンの支持を集めている。
多くのファンはそんなゲイブの勝ち抜けを応援していると思うが、
はたしてマッドマンと呼ばれる男の勢いは今後も続いていくのだろうか。
Bブロック
このBブロックに関しては多くの新世代と呼ばれる選手が集まり、
当初より混戦が予想されたが、その予想通り6点で6名の選手が並ぶという
状況となっている。
つまり今後の状況次第ではまだ全員にブロック通過の可能性があるということだ。
その中でも注目すべきはAEWから参戦したKONOSUKE TAKESHITAだろうか。
DDTとのダブル所属でもある竹下だが、ここまで見せてきた強さは
いい意味で新日本プロレスファンの見方を代えたはずだ。
よってこのまま順当にいけばブロック通過ははたすかと思うが、
はたしてどうなっていくだろうか。
また新世代という意味では、辻陽太、上村優也、成田蓮のうち、
誰が一歩抜け出すのかというところも注目だろう。
春のNJCでは辻陽太が優勝し、実績としては一歩抜けた立場と言えそうだが、
他の二人もこのḠ1ではすでに3勝を挙げ成長した姿を見せている。
新しくなったと言われる今年のG1CLIMAXであるが、
その言葉通り、彼ら新世代の選手が今後躍動していくのだろうか。
そんなG1CLIMAX34の次戦は明日8.3大和大学アリーナで15時より開始だ。
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