今回は先日公式スマホサイトにアップされた、
”switch blade”ジェイ・ホワイトインタビューを読み、
感じたことを書いていこうと思う。
まず、今回キャッチコピーとなる見出しはこのような言葉であった。
↓
本来なら、俺がナイトーに挑戦する一番最初のレスラーであるべきなんだ！
このフレーズはいかにも強欲なジェイらしい言葉ではないだろうか。
たしかにジェイは昨年、G1そして9月の神戸で内藤哲也に連勝している。
そして惜しくもドームのタイトルマッチでは敗れたが、
その翌日の飯伏戦には勝利している。
またIC前王者としてのリマッチ権というモノもあるかもしれない。
このリマッチ権で言うなら、昨年4月MSGでIWGP王座から陥落後、
これまでの王者ではよく見かけた再戦の場も与えられていない。
つまり2冠王座両方とも挑戦する理由は存在しているわけである。
このあたりの扱いはオカダ寄りではなく、内藤哲也寄りの不遇っぷりだ。
それはジェイとしても、文句の一つも言いたくなるだろう。
話は変わるが、先月中旬ころメイ社長より今後についての会見があったが、
それ以降の公式発表は執筆時点では行われていない状況である。
つまり現状公式的にはいまだ今後のスケジュールなどは、
未定ということになる。
しかし今後の再開などに関しては、
世間の情勢などを考えると近く何らかの発表があるだろう。
また他団体のなど活発な動きを見ても、どのような興行形態かはわからないが、
いよいよ新日本プロレスもスタートが近いと思われる。
（関連記事はコチラ）
↓
だがインタビューを見てみると、ジェイは今海外に居住しているようである。
渡航制限がある現状を考えると、日本での興行が開催されても
すぐに参戦することは難しいと思われる。
しばらくトップヒールであるジェイを欠くということは、
今後の2冠戦線など様々なところに影響を与えることとなるだろう。
もっというとバレットクラブのメンバーは、ほぼ海外に居住しているはずだ。
それを考えると、ユニットごと不参加となる可能性が高い。
今後渡航制限が緩和されG1に参戦可能となれば、
ドームに向かう展開には参入できると思うが、
これも会社単位で決められることではないので、予断は許さない事態だ。
頭のいいジェイのことだから、様々なことを想定し動きを考えていると思うが、
彼にとってもイライラが募るところであろう。
またインタビュー内でジェイは、そもそも論となるが
内藤哲也が2冠戦線に参戦した経緯について異を唱えている。
彼の言葉を使うと、
『タイチごときに勝っただけで、2冠戦線に参入しやがって、
お前は心底ラッキーな男だ！』
と語っている。
このように過去のことを蒸し返し、
今後のフラグをいろんな所に張り巡らせるなどは、
いかにもジェイらしい狡猾なやり方と言える。
現在の新日本プロレスにおける4強と言われ、大きなピースとなっている
ジェイの不在は興行を再開する上においても大きな痛手ではあるが、
別の視点で考えると、それを逆手に取った参戦は可能である。
それは海外からリモートでの映像を駆使した参戦である。
これまでのジェリコやモクスリーのように、ヒールという立場を利用し
内藤哲也などに絡んでいくことは可能ではないだろうか。
その存在が目の前にいないゆえに、
逆にファンはいろいろ想像をかきたてることができるはずだ。
これは同じく海外に居住しているKENTAにも応用ができそうだ。
海外にいる二人が映像を通し、各方面に毒をまき散らす。
想像すると実に楽しそうではないだろうか。
凱旋帰国後、あっという間にトップヒールに昇りつめたジェイ、
そして新日本最高のSNSの使い手であるKENTA。
この二人が率いるバレットクラブが、どのような状況であれ、
指をくわえておとなしくしていることはないだろう。
興行が再開され、どんな動きを見せるのか非常に楽しみなところである。
ツイッターのフォローもお願いします！
