本日行われる全日本プロレスのビッグマッチ大田区総合体育館大会。
今大会に新日本プロレスの内藤哲也、そしてBUSHIが参戦することは
すでに発表されていたが、先日その対戦相手が発表された。
その対戦相手とは開催中のチャンピオンカーニバルで惜しくも予選敗退となった、
全日本プロレスのエース宮原健斗と若手のホープである安斎勇馬である。
またこの大田区大会にはその他にもNOAHから拳王ら金剛のメンバー、
そしてGLEATからもエル・リンダマンや石田凱土など多くの他団体の選手が参戦する。
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【5.7大田区大会全対戦カード&試合順決定!】
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2023年5月5日
「#ajpwチャンピオンカーニバル2023」【優勝決定戦】
5月7日(日)16:00 大田区総合体育館
メインイベントは #CC2023 優勝決定戦
芦野祥太郎 vs T-Hawk!!
内藤哲也とBUSHIを迎え撃つのは
宮原健斗&安齊勇馬!
詳細→https://t.co/ioiZBb8oEi#ajpw pic.twitter.com/WknpRDwLj6
この状況は現在主要タイトルすべてが、
所属選手以外の選手が保持していることを考えると致し方ないが、
全日本プロレスとしては勝負の興行と言えるだろう。
この大田区大会のメインはチャンピオンカーニバル優勝決定戦として、
T-Hawkと芦野祥太郎により争われるが、二人にとっては対戦相手だけではなく、
今大会に参戦するその他の大物選手とも間接的に戦うことになりそうだ。
特に新日本プロレスの内藤哲也という、
今最もプロレス界で存在感を持つ選手が参戦しているだけに、
メインでその存在を消し去るような戦いが求められるだろう。
そしてそんな内藤哲也は上述したように
セミファイナルのタッグマッチに登場するが、
戦前に全日本プロレスに対しこのようなコメントを残している。
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別にバカにしているわけじゃなくて、試合数もそんなに多くないですし、どこどこの会場でこれだけのお客さまを入れたみたいな話も特に聞かないですし。選手のサイズは昔と変わらないのに、スケールはダウンしてきちゃったのかなって印象はありますよね
またカード発表前の段階では対戦相手としてこのような見解を述べている。
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俺から特に誰とやりたいっていうのはないです。むしろこんなにオイシイ選手が行くんだから、CCそっちのけで『内藤とやりたい』って選手が出てきてもおかしくないんじゃないですか? 俺の参戦が影響を与えてしまうかもしれないですね。CCで優勝を目指すことと、いま内藤哲也と絡むこと、どちらが大事かを考えながら選手たちは戦ったほうがいいんじゃないんですか?
このコメントを見る限りチャンピオンカーニバルで優勝を目指すことより、
内藤哲也と絡むことの方がオイシイのでは?と暗に語っているが、
これはまさに内藤哲也にしか言えない言葉であるだろう。
はたしてチャンピオンカーニバル優勝決定戦を戦う二人は
この言葉を覆すような戦いを見せることができるのか?
そして他の所属選手たちも今大会に詰めかけるであろう
他団体のファンに全日本プロレスをアピールすることができるのか?
そう考えるとこの大田区大会は
いろいろな意味でプロレス界にとっても注目の大会となりそうだ。