5.4スターダム福岡大会でなつぽいを破り、
白のベルトであるワンダー王座を防衛した白川未奈。。
その試合後、白川未奈は戦前の宣言通り中野たむとの2冠戦を要求し、
たむもその要求を答える形で2冠戦が事実上決定した。
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そしてその後公式からも正式に発表があり5.27大田区大会での2冠戦が決定した。
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スターダムの2冠戦は4年8か月振りの実現するとのことだが、
もしどちらかが勝利することになれば、岩谷麻優以来の2冠同時戴冠という偉業となる。
はたして中野たむ、そして白川未奈はその偉業を実現することができるだろうか。
そして今回この2冠戦を要求した白川未奈はさらにその先の構想をすでに掲げている。
それはなんと現在岩谷麻優が保持するIWGP女子王座を賭けた3冠戦の実現だ。
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先述した通り、過去赤白2冠王者は2017年に岩谷麻優が達成しているが、
新設されたIWGP女子王座を加えた3冠王者はもちろん過去例がない偉業である。
それを白川未奈は狙っているということだが、
そうなると気になるのはそれぞれのベルトの行方ということである。
現在スターダムには先述したワールド、ワンダー王座の他に
シングルのタイトルとしてフューチャー、ハイスピード、SWAが存在するが、
その中でもフューチャー王座はタイトル戴冠にルールがあり、
キャリアの浅い選手が狙うベルトである。
またハイスピード王座は明確な規定はないが、大まかな括りで言えば、
男子プロレスで言うところのジュニアヘビーにカテゴライズされるため、
トップどころの選手が改めて狙うということはほぼないと言えるだろう。
そしてもう一つの王座、SWAはそもそも同国籍同士の選手が戦うことができず、
いわば外国人選手に目を向けた王座であったと言えるが、
9代王者岩谷麻優が王座を返上後空位のままの状態だ。
つまりこれを見てもわかる通り、
今スターダムのトップ選手が狙うシングルのベルトは、
ワールド、ワンダー、IWGP女子王座の3つということになる。
その3つの王座が状況次第では、今後同じ選手が戴冠する可能性があるわけだが、
今後そのような状況は生まれるのだろうか?
この展開を見て思い出されるのは新日本プロレスの2冠王座統一の展開だが、
新日本プロレスでは最終的に二つの王座が統一され、
新たなタイトルとしてIWGP世界ヘビー級王座が誕生した。
はたして今後スターダムのタイトル戦線も同じ展開へと進んでいくのか?
もしくはそれぞれのタイトルが今後も継続して存在し続けるのか?
引き続き注目しておく必要があるだろう。