4.6両国国技館大会で行われる、王者内藤哲也vsNJC覇者辻陽太による、
LIJ同門対決のIWGP世界ヘビー級選手権。
この対決は同門対決、かつ世代交代というテーマもあり、
注目を集めているが、それに加えさらに辻陽太が王座奪取後の
王座解体を唱えたことにより、その部分でも注目を集めている。
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【新日本】NJC覇者・辻陽太がIWGP世界ヘビー級〝分解〟を要求「やらなきゃいけないことがある」 | 東スポWEB
それに対したコメントを内藤哲也が東スポにて発表しているので、
今回はそちらについて進めていきたいと思う。
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【新日本】内藤哲也が辻陽太の〝IWGP世界王座解体論〟に疑問符「なんで去年6月に主張しなかった」 | 東スポWEB
まず現IWGP世界ヘビー級王座誕生の経緯を振り返ると、
それは2020年に内藤哲也が初の二冠王者に君臨したことにあり、
その後紆余曲折を経て、インターコンチネンタル王座と統一され、
現在の形となっている。
その2冠統一の際に唯一抵抗したのが、他ならぬ内藤哲也であるが、
その思いは2021年2月の飯伏幸太とのIC王座戦に敗れ、届くことはなかった。
それから時を経て、現在はその内藤哲也が王者であり、
また解体論を唱えているのは、同ユニットの弟子的な存在と言える
辻陽太であることが非常に興味深いところだ。
おそらく辻陽太はさまざまなものを内藤哲也から盗み、
トレースしていると思われるが、今回の辻陽太の発言もその一つかもしれない。
そんな思いを内藤哲也はどのように感じているのかは、
本当の部分ではわからないが、今回の記事ではこのように答えている。
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IWGPヘビーに思い入れのある人間として『なるほど』という部分はあります。でも彼のIWGP世界王座挑戦は今回が初めてじゃないわけで。ならなんで去年6月のSANADA戦の前にはその主張をしなかったの?
陽太も本気で解体したいなら、その主張ができるのは1回きりじゃない? 俺に負けたら、もうその言葉は出せないという強い意志を持った上で俺の前に立ってほしいなと
辻陽太の主張を否定しているわけではないが、
チャンスはこの1回きりとプレッシャーもかけ、
今を大事にする内藤哲也らしいコメントを残している。
今後次期シリーズが始まり、数少ない前哨戦の中で、
二人がどのように戦い、かつ何を語るのかに注目が集まるが、
はたして4.6両国ではどのような結末を迎えるのか。
辻陽太が一気に時代をつかみ、YOTASHOCKというべきサプライズを起こすのか、
もしくは内藤哲也が王者としての貫禄を見せつけるのか、
どちらにせよファンにとっては見逃し厳禁の戦いとなることは間違いないだろう。