12月23日に発表された、新日本プロレス棚橋弘至新社長就任。
それに伴い大張前社長は新日本プロレス社長を退任し、
またブシロードからも去るという報道もある。
これが事実なら大張前社長は今後新日本プロレスの別の役職に就くのではなく、
完全に新日本プロレスとの関係はなくなるということになる。
コロナ禍という未曾有の事態の中、
新日本プロレスの経営の舵取りを任され、その中でさまざまな施策も実行し
危機を乗り越えてきただけに、大張前社長の退任は惜しい限りだが、
それだけ激務ということであったのかもしれない。
そんな中電撃的に発表された、現役選手である棚橋弘至の社長就任であるが、
いったいなぜこの時期にこの人事が行われたのだろうか?
これに関してはさまざまな憶測が流れており、
それらが事実であるかは定かではないが、
今後新日本プロレスに関するネガティブなニュースが出るのではと言われており、
それらに対応するためでは?という理由である。
これに関しては全くの憶測であるが、その対応においては棚橋弘至という
存在が必要なのだろう。
しかしもしこれが本当だとしてもこれだけが就任の理由ではないだろう。
ではその他の理由として考えられることはなんだろうか?
それは2023年をもってコロナ禍が完全に終わったと考えると、
来年以降は新たなフェーズに入るということで、
それには新たな会社の顔が必要であったということだろうか。
そう考えると対外的に知名度もあり、かつ新日本プロレスを危機から救ったとされる
棚橋弘至以上の適役はいないだろう。
これにより棚橋自身にはこれまで以上の重圧がかかるわけだが、
ファンの立場から言うと19年半ぶりとなり選手兼任社長の棚橋弘至には期待しかない。
はたして新日本プロレスのエースは社長として、
どんな新日本プロレスの景色を我々にを見せてくれるだろうか。
その第一歩は来たる1.4東京ドームWK18で明らかにされるだろう。