ひーじゃープロレスブログ

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【DRAGONGATE・NOAH】EitaのNOAH電撃参戦は今後の展開の布石なのか?

 

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www.tokyo-sports.co.jp

 

今回の記事では新日本プロレスを離れ、6.13NOAHの配信番組で起こった

ドラゴンゲート・Eitaの電撃参戦について書いてみたいと思う。

 

 

プロレスファン界隈では大きなニュースとなったこの出来事は、

今後の展開に向けて大きな布石となるのか?

そのあたりについて進めていきたいと考えている。

 

 

まず今回のEitaのNOAHマット登場がなぜ大きなニュースとなったのか。

それは全くの予想外の登場であったからに他ならない。

 

 

Eitaの所属するドラゴンゲートは一部選手の他団体出場はあるが、

トップの選手を派遣することは少なく、基本的に鎖国政策である。

 

 

つまりヒールユニットR・E・DのリーダーであるEitaが

他団体へ出場することはかなり稀な出来事であるということだ。

 

 

本人は今回のアクションをドラゴンゲートの活動とは別物と語っているが、

先の展開を匂わせているところを見るとしばらくは継続参戦するということだろう。

 

 

さらにEitaは今回のNOAH参戦の目的としてGHCジュニアのタイトル奪取を掲げている。

もしこれが本当に実現すればさらに大きなうねりが起こりそうだ。

 

 

またドラゴンゲートは毎年年間最大興行として、

夏に神戸ワールド記念ホール大会を行うのだが、

今年は吉野正人の引退試合もあり2連戦を行う予定である。

 

 

上述した通りもしEitaがNOAHのジュニア王座を獲得すれば、

その神戸ワールドでタイトルマッチが行われる可能性もあるだろう。

つまりNOAHとドラゴンゲートの関係がさらに続いていくことが予測されるということだ。

 

 

ここまではもしかすると多くのファンの方が予想しているかもしれないが、

今回のEitaの参戦は個人的にはさらにその先があるような気がしている。

 

 

ご存じの通りNOAHは現在サイバーファイトグループの一員である。

そしてグループの名前を見てもお分かりの通り、親会社はサイバーエージェントだ。

それはつまり強固な資本力があるということだ。

 

 

また現在サイバーファイトを率いているのは高木三四郎である。

ビジネスマンとしても名高い高木大社長は今回の件を知らないわけはないだろう。

 

 

ではなぜ今回ドラゴンゲートのトップ選手をNOAHに参戦させたのか?

それはその先にドラゴンゲートとの提携などを見据えているからではないだろうか。

 

 

WWEや新日本を超え、サイバーファイトを世界一の団体にすると、

先日のビッグマッチで公言した高木社長にとっては、

長期間一定の人気を集め続けているドラゴンゲートは魅力的な団体だろう。

 

 

またそのファン層も多くの女性層をつかんでおり、

現在保有する団体とは異なるファン層を取り込んでいる。

 

 

そう考えれば陣容拡大のための次なる提携先として

ドラゴンゲートを選択することは、ある意味自然なことかもしれない。

 

 

またドラゴンゲートからしても、今回の長期間のコロナ禍で、

少なからずダメージを受けていることだろう。

 

 

経営的な事を考えればサイバーエージェントという

資本力は大きなメリットがあるかと思う。

 

 

つまりある程度の独立性を保つことが出来れば両者にとって

悪い話ではないということだ。

 

 

しかしここまで私が書いてきたことはあくまで想像の域を出ない話である。

ドラゴンゲートを闘龍門時代から見ているが、

当時はもちろんこんなことを書くことになるとは想像もしていなかった。

しかしリング内外問わず何が起きるのかわからないのもプロレス界である。

 

 

はたして今回のEitaの参戦は単なる単発に終わるのか?

もしくは私の想像通り業界再編のきっかけとなるのか?

今後の動きに引き続き注目していきたいと思う。

 

 


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