(出典:LIDET ENTERTAINMENT・新日本プロレス公式)
先日新日本プロレスから発表されたこのニュースに驚いたファンは多かったかと思う。
もちろん私もこのニュースを知ったときはかなり驚いた次第だ。
ではなぜ多くのファンがこのニュースに対し驚いたのか?
それは新日本プロレスの選手が他団体の旗揚げ戦に参戦するということと、
新日本とGREATの関係性だろう。
数年前の新日本を思い出すとG1やBOSJに
他団体からの参戦があったと記憶しているが、
近年は選手の充実もあり基本的に鎖国政策を貫いていると言えるかと思う。
そんな新日本プロレスが今回表面的にゆかりのないと思われていた
GREATに選手を貸し出すということなった。
何が起きても不思議ではないプロレス界であるが、
その裏には必ず何かお互いにとってメリットがあるはずだ。
ではここからは個人的な想像となるが、そのあたりについて考えてみたいと思う。
下の添付リンクはグレートのリンクであるが、所属選手や関係者を見てみると
新日本にゆかりのあるレスラーなどが多数在籍している
↓
その部分への言及は避けるが、おそらくその関係者ラインから
今回の話は始まったのだろう。
旗揚げ戦というハレの舞台。
大きなインパクトが欲しいと運営側であれば誰もが考えるはずだ。
しかもメインのXという大役を考えれば、それ相応の格が必要である。
そこで新日本に選手貸し出しのオファーしたということかと思うが、
今回新日本がそれをOKしたということは、
グレート側からも今後新日本に参戦があると考えるのが常識的なところだろう。
ではもしこの話が実現するとすれば、新日本プロレスに参戦する選手とは
いったい誰になりそうだろうか?
その筆頭候補は間違いなくストロングハーツの3名であるかと思う。
↓
ドラゴンゲートを源流とする3名であるが、新日本プロレスファンも
CIMAの名前は聞いたことがあるかと思う。
今やレジェンドとも言えるCIMAだが、2000年のS-JCUPで準優勝に輝くなど
新日本でも実績を残している。
それから20年以上の時を経て再び新日本に上陸となれば、
当時を知るファン、そして闘龍門時代からのファンの方も感慨深いものがあるだろう。
私もその一人であるがはたしてドラゴンゲート時代、
カリスマと呼ばれた男の参戦はあるのだろうか。
あとの二人のT-Hawkとエル・リンダマンに関しては
私が記憶している限りおそらく初めての新日本参戦となるはずだ。
彼らもドラゴンゲート時代の実績やその後の経験を考えれば、
新日本マットでも通用するのではないだろうか。
各階級の活性化を考えても彼らの参戦は十分にあり得るのではないかと思う。
そしてこの3人がもし新日本プロレスに参戦が叶えば、
個人的に注目したいのは現IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟との遭遇である。
ドラゴンゲート時代、この3人は鷹木信悟といろいろな時代や場所で
ユニットを共にしていたことがある。
つまり彼らにとっては当時は身近な存在であったかと思うが、
今や業界最高峰と言われるベルトを持ち、国内最大の団体のトップに君臨している。
2018年、同じような時期に古巣を離れた彼らだが、
再び新日本という大舞台で遭遇することとなれば、何が起こるかわからない、
これぞプロレスという展開である。はたして彼ら4人の遭遇は実現するのだろうか。
と、ここまでいろいろなことを妄想全開で書いてみたが、
この話が実現する可能性は低くないのではと考えている。
まずは7/1のGREAT旗揚げ戦でSHOが何を見せてくれるのか、
そしてそのSHOの試合後、何かが動き出すのか。
そのあたりに注目していきたいと思う。