5.5ドラゴンゲート名古屋大会でオープン・ザ・トライアングルゲート王座を
奪取したNOSAWA論外・Eita・鈴木鼓太郎のぺロス・デル・マール・デ・ハポン。
(以下ぺロス)
この展開はこれまでのノアとドラゴンゲートの交流の中で生まれたものかと
思っていたが、試合後論外から以下のコメントが発せられた。
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まず最初にドラゲー、ドラゲーじゃないな。DRAGONGATEファンの皆様に謝らなきゃいけないな。しょっぱい試合してすいませんでした。ただ、これちょっと個人的なことというか、ペロスに関することなんだけど、今日の時点でプロレスリング・ノアとペロス・デル・マール・デ・ハポンの契約は満了した。今日なんかコンディションとかでいったら彼らの方がすごかったんじゃない? けど、こうやって取れちまうんだからさ。この経験っていう差をこのリングでちょっとやりたいなと。本当にしょっぱい試合をしてすいませんでした
このコメントを見聞きして驚いたファンの方も多かったと思うが、
論外のコメントを要約すれば、ぺロスはノアとの契約が満了し、
今後はドラゴンゲートを主戦場にするということになる。
よって今回のこのタイトル奪取はその展開のスタートということだろう。
Eitaに関しては元来ドラゴンゲート所属のため驚きはないが、
論外、鼓太郎がドラゴンゲートに本格参戦するとは思っていなかっただけに
個人的にはかなりインパクトがあった。
ではなぜぺロスがノアからドラゴンゲートへ移籍したのか?
ここからはそちらについて考えてみたいと思う。
まずポイントとなるのは今回の契約満了がノア側の意図なのか、
もしくは選手サイドの意図なのかという部分かと思うが、
これは正直どちらであるかはわからないところだ。
あくまで想像であるがNOSAWA論外に関しては
一選手以上の役割を担っていたイメージだけに
ノアとしても手放すことは惜しいような気がする。
しかし選手側としてはその役割以上に、
もっとリング上で輝きたいと思うことは当然のことだろう。
そう考えるとぺロスはスパイス的な存在ではあったが、
ノアでは常に展開の中心にいたとは言えないだけに、
より輝けそうな場所を求めたのかもしれない。
現在さらに世代交代が進んでいるドラゴンゲートには、
彼らのような存在はいないだけに、その存在価値は大いにあるだろう。
またEitaとしてもここ最近はノアを主戦場としており、
ドラゴンゲートでは宙ぶらりんの印象であったが、
今回のぺロスの移籍により再びドラゴンゲートの主役の座を狙うはずである。
はたして今回のこのアクションはドラゴンゲート、
そしてノアにどのようなインパクトを与えるのか?
今後の彼らの動きから目を離してはいけないだろう。