3.1後楽園ホールに超満員札止めの観客を動員し開催されたジュニアオールスター戦。
大成功という結果を残し終わったこの大会だが、
サプライズ満載の大会であったといっていいだろう。
まず開催時期は未定だが、大会中ロッキー・ロメロからVTRが届きアメリカでの
開催の呼びかけがあった。
そしてこれに対しヒロムはこのように語っている。
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本当は海外の選手も呼びたかったけど、今回呼べなかったので。ロッキーさんがそう言ってくれるなら面白いですよね。もう米国に持っていく広がりができたんじゃないかなと
WWEの選手でさえこの大会を面白いと思ってくれたらこっちのもんですよ。俺がドラゴン・リーと再会するなら、ここしかないんじゃないかと。もし実現したら、他団体含めて日本から誰が行くんだって争いも生まれますからね。それに俺は去年のAEWとの合同興行に(出場が決まりながら直前の発熱で)出られなかったので、ダービー・アリンともやりたいんですよ
これを見てもわかるようにヒロムはもしこのアメリカでのオールスター戦が開催されれば、
その大会でWWE移籍をはたした永遠のライバルであるドラゴン・リーや
AEWのダービー・アリンの対戦を望んでいる。
もしこのカードが本当に実現すればまさにドリームマッチとなるだろう。
また今大会最も注目されたポイントと言えば戦前からボイコット宣言し、
新日本プロレスファンをも煽っていたYAMATOと提唱者であるヒロムが
どうなるのか?というところであったと思う。
第一試合に登場した二人は試合だけでなく、
バックステージでもこのような展開を繰り広げた。
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YAMATO「これは言いたくはないけども、高橋ヒロムの功績だよ。アイツが言い出さなかったら、その舞台がニュージャパンじゃなかったら、ここまでの盛り上がりはなかった。なぜならば俺たちドラゴンゲート勢となんだ、“Gなんとか”? Gなんだ? アイツらが同じリングに上がることはそもそもねえからな。オイ、ヒロム! ヒロム! どっかいんだろ? いねえのか、オイ! オイ!」
ヒロム「(突如現われて)声がデカいよ。(声を張り上げて)声がデカいよ、YAMATOさん! (さらに声を張り上げて)俺並みに声がデカいな!」
YAMATO「ヒロム、ヒロム」
ヒロム「何ですか? 俺、早く試合見たいんですよ。早く言ってください」
YAMATO「単刀直入に言うぞ! このジュニアオールスター、大成功! まあ大成功と言っても大会は始まったばっかだが」
ヒロム「YAMATOさんが来たら大成功ですよ」
YAMATO「待て待て待て! 大成功、その第一の立役者は高橋ヒロム、オマエだよ。オマエの声がなかったら、“Gなんとか”さんとドラゴンゲート勢が同じリングに上がることはないからな」
ヒロム「え? そうなんですか?」
YAMATO「ない。他の団体もそうだろ。いろんなしがらみがあるだろう。なあ? オマエの一声でこんだけたくさんの団体がこのリングに、このリングに一堂に会したんだよ!」
ヒロム「そんなに褒めてくれるんですか、YAMATOさん! YAMATO選手ですか、本当に? 本物ですか!?」
YAMATO「今日、初対面なんじゃないの?」
ヒロム「初対面ですよ」
YAMATO「俺が褒めたらおかしいの?」
ヒロム「いやいやそんなことはないですけど」
YAMATO「まあこれ以上喋ると脱線するから、単刀直入に言うぞ。俺は今日嫌々、嫌々、このリングに上がったんだ。なぜか? それは高橋ヒロム、オマエの顔を立てるためだよ。ということは分かるか? 次は高橋ヒロム、嫌々、オマエがドラゴンゲートのリングに上がって、俺の顔を立てる番だ」ヒロム「嫌々じゃない。(YAMATOの垂れ下がった前髪を撫でながら)こ~んなに美しい顔を立てられるのであれば……喜んで!(と言って、引き上げる)」
YAMATOは今大会の成功の立役者はヒロムと称え、
そのうえでヒロムにドラゴンゲート参戦を要求した。
それに対しヒロムは即答で参戦を承諾したことを考えると、
この二人のストーリーには続きがあるということだろう。
ドラゴンゲートにヒロムが登場する。
想像するだけでワクワクする展開だが、はたしてどのような形で参戦をはたすのだろうか。
またヒロムはこの日タッグを組んだみちのくプロレスの王者、
フジタ”Jr”ハヤトにもこのようなコメントを残した。
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ヒロム「一言だけ言ってもいいですか?」
ハヤト「はい」
ヒロム「シングルマッチ、やりましょう(と言って、手を差し出す)」
ハヤト「(その手を握って)お願いします!」
ヒロム「ありがとうございました(と言って、先に引き上げる)」
ハヤトに関しては、何とヒロムからシングルマッチを要求し、
もちろんハヤトもそれを快諾した。
つまりこの二人の対戦も近いうちに行われることになるだろう。
このように多くのサプライズと今後の展開の起点となった、
今回のジュニアオールスター戦。
もしかするとこのジュニアオールスター戦が開催されたことは
コロナ禍で苦戦を強いられたプロレス界全体を救うためには
必然だったのではないだろうか。