先日行われた2.21東京ドーム大会で火蓋が切られたノア対全日本プロレスの
対抗戦がついに本格的に開始されそうだ。
2.21東京ドームで宮原健斗は解説席にいた健介オフィス時代の後輩である
マサ北宮に対し2.27新宿フェイス大会への来場を投げかけていた。
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この来場を呼び掛けた理由は東京ドームで挨拶がなかったという理不尽なものであったが、
プロレスファンとしてはこの日の北宮の来場に期待していたことだろう。
しかしこの日新宿フェイスに現れたのは北宮でなく、同じノアの稲村愛輝であった。
第2試合終了後登場した稲村はマイクを持ち宮原を挑発した。
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いつまで北宮、北宮言ってるんだ!! そもそも全日本は21日のドーム大会でノアに負けてるだろ。いつまで過去の話をしてるんだよ。今は2023年だ。ノアの新しい時代は北宮さんだけじゃねえんだよ。稲村がいるんだよ。宮原ぁ! 出てこい!!
そしてそのアピールを受け登場した宮原はこのように返答した。
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お前、誰だ!? 俺が呼んだのは、謝罪を求めたのは、北宮光洋だ。お前が代わりに謝りに来たのか?
じゃあ、お土産を持って帰れよ。シングルマッチやってやろうじゃねえか。その代わりセコンドに北宮光洋を付けろ
そしてこの展開を受け3.14新宿フェイス大会での対戦が決定したわけだが、
これは今後の両団体の対抗戦のスタートということになるだろう。
現在全日本プロレス側は宮原健斗が表に立っていることから、
彼を軸に展開していくことになるはずだが、そう考えればこの稲村戦の先には
マサ北宮、そして因縁の相手である中島勝彦という流れが予想されるところだ。
また拳王も元全日本プロレスの征矢学と世界タッグ挑戦を表明していることから、
彼らが今後全日本プロレスに乗り込む可能性も大いにあり得るだろう。
つまり今後両団体はお互いのプライドと生き残りをかけた対抗戦を行うことは
避けられない状態だが、特に全日本プロレスにとっては今後巻き返しを狙ううえで
負けられない戦いとなりそうだ。
現在の全日本プロレスの両階級の王者が示すように、
(三冠王座=永田裕志、世界ジュニア=土井成樹)
所属選手以外の活躍が目立つ全日本プロレス。
所属選手が多くないだけに致し方ないところだが、
このような他団体の選手の助けを借りている間に、
宮原健斗以外の自前のスター選手を育てていく必要があるかと思う。
先日の東京ドーム大会で多くのプロレスファンが全日本プロレスの選手の
大きさや強さを目の当たりにしただけに、全日本プロレスとしては
このノアとの対抗戦を復活の足掛かりにしたいところだろう。
はたして今回の全日本プロレスとノアとの対抗戦の行方はどうなるのか?
引き続き注目し追いかけていきたいと思う。