3.14新宿フェイス大会で行われた全日本プロレス宮原健斗と
ノアの稲村愛輝によるシングルマッチ。
この戦いはそもそも2.21武藤敬司引退記念大会で行われた
ノア対全日本プロレスの対抗戦をきっかけに組まれたカードであったが、
ここは前3冠王者である宮原健斗が勝利した。
そしてこの試合後宮原はこのようなコメントを残した。
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なかなかやるじゃねえかよ。おもしれえな、プロレスリング・ノア
プロレスリング・ノア! 戦おうじゃないか
プロレスリング・ノア! 俺の言葉をよく聞け。こっちは3人だ。相手に3人を用意しろ。そのうち一人は必ず北宮光洋を入れておけ!
このコメントを見る限り、今回の稲村との試合を通じ、
宮原はノアの実力を認めさらなる対抗戦の継続を望んでいるようである。
またその対抗戦の次の舞台として3.21全日本プロレスのビッグマッチで
6人タッグを行おうとノア側に呼び掛けたのである。
そこにはもちろん健介オフィス時代の後輩であるマサ北宮の名前を加えていたが、
当の北宮はそれには以前反応を示してはいない。
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しかしプロレス界の歴史を考えると、おそらく3.21のカードには
マサ北宮の名前が宮原健斗の相手にあることは間違いないだろう。
またその他にも両団体の対抗戦の機運は高まっており、
すでに3.21大田区で青柳、野村組が持つ世界タッグ王座に
ノアの拳王、征矢学組が挑戦することが決まっている。
そしてその他にも拳王は諏訪魔との抗争も始まっているので、
そちらのラインも今後展開が始まっていくことになりそうだ。
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そう考えると今回の対抗戦のカギを握るのはノアでは拳王、
そして全日本プロレスでは宮原健斗ということになりそうだ。
では今後今回の対抗戦がどのように進んでいくのか?というところであるが、
これは拳王組が王座を奪うのかどうかというところがポイントになるだろう。
もし大田区大会でノア側がベルトを奪うことができれば
必然的に王者になるということで全日本プロレスに上がることになるはずだ。
そうすればおのずと各方面に火種が飛び火することになるだろう。
最終的に決着は宮原健斗vs拳王、そして中島勝彦、またマサ北宮などが
シングルマッチで戦うことが予想されるが、
面白い存在となりそうなのは3.19横浜でGHCヘビー級王座に挑戦するジェイク・リーである。
ご存知の通り昨年末まで全日本プロレスに所属していたジェイク・リーが
ベルトを取れば、当然標的となるため、全日本プロレスとの遭遇が再び始まるかもしれない。
はたして同じルーツを持つ両団体の対抗戦の行方はどうなっていくのか?
引き続き追いかける必要があるだろう。