2.21東京ドームで行われる武藤敬司引退興行、
KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING
“LAST”LOVE~HOLD OUT~。
その全対戦カードが1.22横浜アリーナで行われた、
グレートムタファイナルマッチ興行の中で発表された。
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すでに多くの皆様はご存知のことかと思うが、
メインとなる武藤敬司の引退試合の相手は
新日本プロレスの内藤哲也が務めることとなった。
これは1.21横浜アリーナで行われたノアとの対抗戦のメイン後、
武藤敬司がリング上に上がり直接要求したことで決定した。
武藤敬司という存在の大きさや東京ドームという会場の大きさを考えれば、
武藤敬司が内藤哲也を指名したことはある意味必然であったかもしれない。
またこのカードの決定を別の視点で見ると、この発表を受けて
現在所属しているノアの選手たちがどう感じるのか?というところがポイントだろう。
武藤敬司の経歴を考えれば新日本プロレスは切っても切れないものだが、
あくまで現在の所属はノアであり、この興行自体もノア主催である。
そう考えると自団体から引退試合の相手が選ばれなかったということに関し
ノアの選手たちは何かを感じ今後に活かしていくべきかと思う。
またこの大会のセミファイナル、そしてセミ前のカードにも
新日本プロレスのビッグネームがラインナップされた。
セミにはオカダカズチカvs清宮海斗というヘビー級の王者対決。
そしてセミ前には高橋ヒロムとAMAKUSAというジュニアヘビー級の王者対決
(今後のタイトルマッチの結果により、王者対決とならない可能性あり。)
ともに因縁深い二人による各階級の王者対決がメインへとつながる
盛り上げに一役買うというラインナップが組まれたというわけだ。
つまり後半3試合は先日の対抗戦の続編という側面があるわけだが、
はたしてこの王者対決はさらなる展開の起点に過ぎないのか?
そのあたりも大きなポイントとなりそうだ。
そしてさらに興味深いカードとして全日本プロレスとノアの対抗戦も組まれている。
現三冠王者宮原健斗が青柳優馬、諏訪魔とタッグを組み、
金剛の拳王、中島勝彦、征矢学と激突する。
このカードはルーツを同じである中島勝彦と
宮原健斗の禁断の対決が注目されているが、
これを機に新たな扉が両団体の間で開くことも考えられそうだ。
さてこのようにこの武藤敬司引退興行には
各団体のトップ選手が集まることになるが、
その中で今後の展開につながるようなサプライズは起きるだろか。
そんな2.21東京ドーム大会はABEMAでのPPV配信となっているが
プロレスファンであれば必見の興行と言えるだろう。
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https://abema.tv/channels/payperview-5/slots/EBMQ1udNdSEVD1