(出典:東スポWeb)
先日、プロレスファンにとっては衝撃的なニュースが東スポより発信された。
それは今年新日本プロレスを退団し、フリーに転身した内藤哲也が社長を
務める株式会社UNPASOが倒産するというものだ。
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記事によると事の経緯は以下のようである。
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関係者の話を総合すると、内藤が3月に設立したウンパソ社が業務委託し、事実上のマネジメントを担当していたX氏が提供した、ビザに関する情報に重大な誤りがあったことが発覚。選手の安全を最優先に考えた結果、ドイツ遠征を断念せざるを得なくなってしまったという。
X氏の不適切な行動は複数確認されたとして、内藤とBUSHIは現体制のままフリーとして活動していくことは不可能と判断。設立にX氏が深く関わったウンパソ社は、清算の意味を込めて今月限りをめどに閉じ、他のスタッフと新会社で出直す意向を固めた。
すでにウンパソ社はX氏の業務委託契約を解除。これに伴い、提供サービス全体の見直しと再構築を進めていくことが不可欠となり、現在公式オンラインショップで受け付けている新商品の注文は、全額返金するなどの対応に追われることになる。また、新体制発足と同時に、公式Xもリニューアルされる。一方でリング上の活動としては、すでに出場が発表済みの28日シンガポール・SPWの試合は予定通り出場する見込みだ。
つまり今回の件は実質会社を運営していたX氏の不適切な行動のために、
トラブルが発生したことで正常なマネジメントが不可能となり、
新体制とならざるを得ないということだ。
ここまでを見るとフリーという立場は甘くなかったということだろう。
ではここまでの経緯はさておき、内藤哲也にファンが求めることはなんだろうか?
それは国内の団体、もしくは海外でもAEWなど目に触れることができる団体での
活動だろう。
言葉を選ばずに言うと、フリー転身後の内藤哲也は国内ではトークショーなどの
活動はあったものの、試合をすることはなく、プロレスの活動自体は
海外のインディー団体でしか行っていなかった。
これが自身が意図したものか、もしくはマネジメント担当者の意思かは不明だが、
明らかに日本のファンの内藤哲也に対する熱は冷めていった。
制御不能なカリスマと呼ばれた男がすぐにファンの記憶から忘れられることはないが、
ここまでのフリーとしての活動が正解かどうかは疑問符がつくだろう。
であれば、やはりこれから応援してくれているファンのために行うべきことは
国内マットでの活躍ではないだろうか。
それが古巣の新日本プロレスかもしくは他団体かはわからないが、
少しでも早くその姿を見たいものである。
今後プロレス界は年末年始にかけて、各団体ともビッグマッチが目白押しだ。
そのなかで内藤哲也のネームバリューを必要とする団体も少なからずあるのでは
ないだろうか?
プロレスラーはやはりリング上で輝いてほしいと思うのは私だけではないだろう。