先日、新日本プロレスとの契約が未更改であることが判明した内藤哲也。
それについての記事が今週の週刊プロレス内で語られている。
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【4月9日(水)発売!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2025年4月8日
今週の『週刊プロレス』は表紙は後藤!
4.5両国詳報、ジュニア2大王座戦の4.4後楽園、棚橋vs鷹木の4.2甲府もリポート!
巻末言にYOSHI-HASHI、新世代争論は大岩2週目…
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当記事によると5.4福岡大会までは出場し、その後あらためて進路を決めるとのことだ。
またその中で海外を回りたいとも本人が語っている。
これらの情報だけをみると、新日本プロレスとの契約は極めて不透明と言えそうだ。
ではこの内藤哲也の契約問題のそもそもの理由は、表立っている限り
選手による出場試合数の不公平感が発端とされているが、
個人的な意見としては内藤哲也が自らのキャリアの岐路にあることを
自覚しているからこその動きではないかと思う。
つまり残された時間をこれまでと同様に新日本プロレスに捧げるのか、
もしくは別の道を模索するのかを考えているのではないか、ということだ。
ここまでの内藤哲也のキャリアを振り返るとLIJを立ち上げるまでは
ファンからブーイングを浴びるなど苦労した一面はあるが、
ここ10年を考えると新日本プロレスだけではなく、日本プロレス界のトップに立ち、
実質的に日本ではすべてをやり尽くした感がある。
それに加え満身創痍とも言える身体の状態を加味すれば、
現役のうちにこれまでに経験したことのない場所へ行きたいという考えが
出ることは自然なことなのかもしれない。
しかし内藤哲也と言えば、新日本プロレスのレスラーの中でも
最も団体愛が強い選手である。
現在はその狭間でもしかすると揺れているのかもしれないが、
はたして制御不能なカリスマはどのような答えを出すのか?
その答えがわかるのはもう少し先になりそうだ。