全日本プロレスでデビューし、その後ノアへと戦いの場を移し、
両団体で頂点のタイトルを獲得したジェイク・リー。
そのジェイク・リーは内藤哲也に対する、
あの衝撃の乱入劇をきっかけに、次は新日本プロレスへと戦いの場を移し、
その勢いのままG1CLIMAXの出場もはたした。
そんなジェイク・リーが9月1日付で新日本プロレスに入団したことが、
本日記者会見の場で発表された。
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https://www.njpw.co.jp/520752/
ジェイクは今回の記者会見での質疑応答でさまざまな質問に答えているが、
その中からいくつかピックアップしていきたいと思う。
まずジェイクはいつ頃から入団を考えたか?という問いに対しこのように答えている。
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私が入団したいんじゃない。新日本プロレスが私を欲するか、欲しないかだ。会社と選手との契約なんてそんなものじゃないのか。選手はあくまで商品だ。その商品が高値で売れるとなったら、そりゃ会社としてはねぇ?そういうことだよ
(引用:NJPW公式)
あくまで自分からではなく、団体からの高く買われただけ、とうそぶいているが、
これはあながちパフォーマンスだけということではないだろう。
なぜなら新日本プロレスは今年に入り、オカダ・カズチカやオスプレイを筆頭に
大物選手の退団があったので、スター選手の補充は急務とも言えるからだ。
そのような経緯もあり今回ジェイク・リーは入団をはたしたわけだが、
まだまだそのポテンシャルは最大限に発揮できているというわけではないだろう。
これはあくまで個人的な見解だが、様子見の期間が終われば本格的に
シングル戦線へと名乗りを挙げてくるのではないだろうか。
そして記者のシングルプレイヤーとしての目標は?という質問に対しては
内藤哲也へのリベンジとIWGP世界ヘビー級王座の獲得を挙げている。
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まずは“3つ”出たな。ゲイブとのタッグ、内藤哲也、そしてIWGP。まずはこの3つ
(引用:NJPW公式)
そしてこれでいわゆる国内メジャー3団体を渡り歩くこととなったジェイクに対し、
このような質問が投げられた。
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かつて他団体に現れた時には、「自分はいつまでもここにいるわけじゃない」っていうことを第一声で言ってましたが、いまもその気持ちはありますか?
(NJPW公式)
それに対しジェイクは最終的にこのように答えている。
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どうかね、皆さん。その大きな団体よりもこの団体は劣るのかい?(ライオンマークを指さして)そうじゃないだろ? この団体は日本屈指の団体だ。やる価値は十二分にある。骨を埋めたっていい。心の底からそう思う。私に心があればだがね。フハハハハ。
(NJPW公式)
これは最終的にはWWEやAEWに行くのではという流れがあっての発言だが、
本音とも嘘とも取れるこの発言を見ると、
ファンは想像を掻き立てられるのではないだろうか。
正式に所属となり、今後はタイトル戦線にも本格参入するであろうこの男に
期待するのはきっと私だけではないだろう。