4.5両国国技館で行われた新日本プロレス、春のビッグマッチ
”SAKURA GENESIS"。
それに先立ち当ブログで見どころをまとめた記事をアップした。
⏬️
今回の記事ではその答え合わせとともに今大会を振り返ってみたいと思う。
まず今大会はこれまでの伏線が回収される多くのサプライズが起こるのではと
予想していた方も多かったと思うが、結果的にサプライズはSANADAの
HOTへの寝返りという部分だけであった。
このSANADAの動きもある意味予想通りという部分もあるので、
サプライズ重視というよりは試合内容で勝負したと言える大会であったかもしれない。
また今大会は次期シリース、どんたくシリーズの展開の起点とも言えるが、
その一つとしてHOTとBCWDの抗争がケージマッチでの戦いに発展しそうだ。
これは昨年のWDとUEの抗争と同じ流れとも言えるが、
HOTがこの流れを受けてどのような対応を見せるのがまずはポイントだろう。
またSANADAが寝返ったことでWDの陣営に欠員がでたわけだが、
これはおそらくあの男、ジェイク・リーの復帰が近いからこその展開ではないだろうか。
その他タイトル戦戦は主要のグローバル、世界ヘビー級は王者が防衛し、
それぞれ次期挑戦者として上村優也と海野翔太を指名した。
これによりグローバルはついに新世代同士のタイトルマッチが行われることになり、
時代が一歩先に進んだ流れとなった。
そしてこれまた賛否両論がありそうなのは、結局フェイスターンせず、
本隊にとどまることになった海野翔太のIWGP世界ヘビー級への挑戦だ。
SNSなどではすでに海野に対し会社のゴリ押しという意見もあり、
本隊残留も含め、ファンからの厳しい声がこれからも聞こえるかもしれない。
それを凌駕するものを海野が見せることができればよいが、
まだまだ彼を取り巻く環境は厳しいものになりそうである。
個人的に今大会は試合としては素晴らしい戦いが続いたと同時に
期待していたサプライズは少なく少々物足りなさを感じたが、
皆さんはどんな感想だっただろうか。
4.12 シカゴ大会の全カード
⏬️
https://www.njpw.co.jp/566003/