4.4両国で行われたSAKURA GENESIS。
すでに多くのファンの方が見られたかと思うが、
そこでは今後につながるであろうさまざまな出来事が起きた。
春のビッグマッチを終え、ここから新日本プロレスはどんたくシリーズを経て、
一気にスタジアムマッチへと展開に拍車がかかっていくことだろう。
よって今回の記事では今後新日本プロレスがどのように進んでいくのか?
それを各タイトルを中心に考え進めていきたいと思う。
鷹木信悟、IWGP世界ヘビー級王座挑戦へ
激戦の末、飯伏幸太を破り新王者となったウィル・オスプレイが
次期挑戦者としてオカダカズチカを指名したが、
そこに割って入ってきたのは何と鷹木信悟であった。
そしていつものようにジャイアニズム満載の主張の末、
オスプレイから次期挑戦者としての指名を奪い取った。
新日本参戦から2年半、
とうとう鷹木信悟は頂点の王座に挑戦するまでに辿り着いた。
前団体時代は常に団体の中心にいた鷹木信悟だが、
階級や選手層が違う新日本プロレスでこの位置まで辿り着くのは
我々が考えているよりずっと難しいことかと思う。
この至宝のベルト挑戦という場所には団体生え抜きの選手でも全員が届くわけではない。
それを自らの力で勝ち取ったわけだから鷹木信悟は大いに評価されてしかるべきだろう。
個人的にはこのまま一気にオスプレイからタイトルを奪い、
この新日本プロレスでも頂点に立ってほしいと思う。
その時まさに鷹木信悟待望論は現実のものとなるはずだ。
YOH 復帰戦でジュニアタッグを奪取! そしてシングル王座に挑戦へ
この日約10か月ぶりの復帰戦がタイトルマッチとなったYOH。
途中ヒザを徹底的に攻められ苦戦を強いられたが、
凱旋時と同様一発でジュニアタッグを獲得した。
そしてその後マイクを握り、デスぺが持つもう一つのベルト、
IWGPジュニアヘビー級王座への挑戦を表明した。
この急展開を見るとヒロム不在の新日本ジュニアは
今後3Kを中心に進んでいくのかもしれない。
そう考えるとSHOのコメントにもあったように行き着く先は3K対決となるだろう。
↓
今日、YOHさんがリング上で言った、今ここでも言った、シングルのベルトを狙うって。あー……、このタイミング? でっかい会場、控えてるだろ、新日本。そこで、まだ何にも決まっちゃいねぇけど、会社がどうするのか、チャンピオンがどうするのか、何にも決まっちゃいねぇけど、もしYOHさんがシングルのチャンピオンになってくれたなら……これはただ、俺個人の思いだ。俺だけの思いだけど、このタッグチャンピオンベルト、巻いた同士で、シングルのベルト懸けて戦うってのもいいんじゃないか。YOHさん、何が何でもシングルのベルト、取ってくれよ
(引用:新日本プロレス公式)
SHOの言うように次期シリーズでYOHがデスぺからタイトルを奪えば、
その先にあるスタジアムマッチで3K対決が実現する可能性は高い。
そしてもしその対決が実現すれば、3Kは新たな局面に進むのではないだろうか。
それはこのまま3Kを続けるのか、もしくは発展的な解散か、
どちらに転ぶかはわからないが、きっと大きな動きがあるように思う。
しかしタッグのベルトを獲られたデスぺもやすやすとこの展開は許さないだろう。
ヒロムの欠場で心配されたジュニアであるが、
それは杞憂に終わり今後さらに盛り上がることは間違いなさそうだ。
さてこの他にもこのSAKURA GENESISで見えてきた展開はたくさんあるが、
長くなりそうなので次回の記事で書いていきたいと思う。
そちらもご覧いただけると幸いだ。