愛を忘れた聖帝の素顔
(出典:新日本プロレス公式)
世界一小ずるい男から、愛を捨てた聖帝に呼び名を変え、
今、新日本で最も発信力が高い男であるタイチ。
その経歴はざっと以下であります。
2002年 全日本でデビュー
2005年 全日本退団
2006年 新日本参戦
2011年 鈴木軍入り
2018年 ヘビー級転向
ご存知の通り、そのルーツは全日本プロレスにあり、当時は川田利明の付き人でありました。
今現在使っている必殺技もそのルーツは川田利明にあると言っていいでしょう。
案外義理堅い人なのかもしれません。
今回は新日本で最も話題を提供する男。
タイチのことを書いていこうと思います。
スポークスマンとして
(出典:新日本プロレス公式)
そんなタイチが新日本プロレスファンに、本当に認められるようになったきっかけは、
やはりジュニアヘビーからヘビー級に転向したことにあると思います。
そこからは小ずるさではなく、実力でファンに認めさせ2018年のG1で
選外になった際は大きな反響を呼びました。
その後はNEVERのベルトも獲得し、実績も積んでいます。
そんなタイチの最大の魅力は、やはり発信力の高さにあると言えるでしょう。
リング上、バックステージ、SNS、他メディアも含め、
多くの場所でコメントを提供しています。
特に現在は、これまで新日本最強のスポークスマンであった内藤哲也が、
発言を控えている状態ですので、その存在はさらに重要となっています。
11.3大阪大会の内藤哲也との一騎打ちの盛り上げは、
ほぼタイチに委ね上げられましたが、試合後のコメントも含め、
その役割を完璧に全うしたと感じました。
タイチにしても、今の地位を掴むきっかけを作ってくれたのは、
内藤哲也であるという思いはあるでしょうから、
その感謝のお返しという事かもしれません。
そして先日、東京スポーツより以下の記事が発表されました。
内容はまさに、これまで内藤哲也が言ってきたことに似ていますが、
今その役目はタイチが担っています。
悪態をつきながら、タイチなりにWTLを盛り上げようとする気持ちは伝わってきます。
メンバーを見てもザックとのコンビなら、十分に優勝を狙う事が可能でしょう。
そんな新日本愛があふれるタイチにぜひ勲章を上げて欲しいと思います。
タイチのこれから
ではこれからのタイチはどこを目指していくことがベターなのでしょうか?
11.3以前は2冠王!いや3冠王になると息巻いていましたが、
内藤哲也との一戦に敗れ、現在目標が定まっていない状態であると思います。
シングルであれば、やはりNEVERが最も有力でしょうか?
今はKENTAがチャンピオンであり、後藤洋央紀がおそらく次の挑戦者でしょう。
KENTAとはノアではすれ違いであったかも知れませんが、
後藤とは今年のG1も含め、過去にも多くの因縁があります。
そのような事を考えると、フックとなる所が多くあるNEVERに狙いを定め動き出す
可能性が高いのではないでしょうか。
これは完全に想像ですが、もしタイチがNEVERを獲り、
そして宿敵、内藤哲也が2冠王を獲得すれば、夢の3冠戦が行われるかもしれません。
タイチなら、ドーム後そんな仕掛けをしてくれるのではと期待してしまいます。
夢の3冠戦、僕は見たいです!!
これからもタイチの動きには注目していきたいと思います。
必ずファンを楽しませてくれることでしょう!
では最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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