憎まれっ子世にはばかる。
(出典:新日本プロレス公式)
G1クライマックス29において惜しくも準優勝となった、ジェイ・ホワイト。
まだ26才、しかも新日本入門から4年半で今のポジションにまで、
昇りつめたジェイには、無限の可能性を感じずにはいれません。
今回の決勝戦を見ても、勝ったのは飯伏選手ですが、
試合を終始コントロールしていたのは、ジェイの方であったと思います。
つまりこのキャリアにして、15年選手である飯伏選手をリードする術を
すでに持っているということです。
クレバーなプロレス頭に加え、決して表に見せることはないでしょうが、
相手の研究を欠かさない熱心さを兼ね備えているということでしょう。
そんなジェイの現在のポジションは、バレットクラブのリーダー、
すなわちヒールのトップということになります。
ベビーフェイスのように、歓声を浴びるわけにはいきませんから、
観客を煽りつつストーリーを組み立て、かつ試合自体も成立させないといけない
という大変難しいポジションであります。
この位置に座るのは、もしかするとベビーのトップになるより
限られたレスラーであるような気がします。
この先ジェイはどこまでのレスラーになるのだろうと思わずにいられません。
きっとジュニアのオスプレイとともに、外国人選手のトップとして
新時代の新日本を牽引していく存在になるでしょう。
さてこれからのジェイですが、まずは内藤選手との抗争が待っていることと思います。
凱旋帰国後、このG1まで寝かせてきた組み合わせですので、
どうタイトルマッチまで盛り上げてくれるか、楽しみでしかありません。
ダークヒーローである内藤選手に対し、トップヒールとしてどんな絡みを見せるのか?
内藤選手の制御不能な側面を引き出してくれることを期待しています。
判明ししているところでは、イギリス大会でタッグマッチが組まれていますし、
その前のJ-Cup最終戦でも対戦があるかもしれません。
(両者とも参戦予定)
この抗争の中で、どちらがイニシアチブをとるのか、
またユニット総出での戦いに発展するのか、
展開が想像しにくいだけに、逆にそれが期待となります。
ではどんな展開になればワクワクしそうなのか考えてみたいと思います。
人数的には今のところ、倍くらいバレットの方が多いですね。
それを利用して、前哨戦は介入しまくりになればかなり楽しそうです。
外道さんのみならず、チェーズや邪道さん、ファレなどなど・・。
手を変え品を変え、かき回して欲しいと思います。
それでこそヒールですし、ブーイングをもらってなんぼですから。
それに対するロスインゴですが、ダークヒーローとなってしまってからは、
影を潜めつつある、制御不能さを発揮し対抗するのでしょうか。
もともと乱入、介入は、初期のロスインゴの専売特許でありました。
久々に悪いロスインゴを見てみたいのは僕だけではないでしょう!
これは書きつつ思ったことですが、この抗争は
バレットのヒール感をさらに上げるということのみならず、
ロスインゴの原点回帰のきっかけになるような気がします。
結果両ユニットの良さがさらに引き出され、
活性化させるということが、狙いかもしれませんね。
まだ戦っていないので、想像でしかありませんが、
ぐちゃぐちゃした展開になることを期待し、今回は終わりとします。
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