前回に引き続き、今プロレス界で大きな波紋を呼んでいる
中嶋勝彦のノア退団について進めていきたいと思う。
(前回の記事はこちら)
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中嶋勝彦のノア電撃退団発表の翌日、武田取締役は東スポのインタビューを受け、
その中で今回の中嶋勝彦退団の経緯などを話している。
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このインタビューのタイトルにもあるようにノア武田取締役は
中嶋勝彦を何度も引き留めを行ったとのことだ。
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もちろん慰留しました。毎年、契約するすべての選手といろいろな話をしていますが、解決できることもあれば、できないこともある。何ももめたわけではなく、何度も引き留めはしましたが、最後は本人の気持ちが強く、自分の力不足です
また毎年契約更改を行っているとのことだが、今回の更改の席上で中嶋勝彦から
退団の意思を聞いたとのことである。
つまり武田取締役、団体側にとっても突然の話であったということかもしれない。
また発表が契約切れの9月末ギリギリになったのも、直前まで慰留を図っていた
ということだろう。
しかし最後は中嶋勝彦の強い気持ちに、団体側も慰留を断念するしかなかったようだ。
そしてこの記事の最後の興味深いことが書いてあったので、
そちらを取り上げてみたいと思う。
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10月からフリーとなる中嶋はどこへ行くのか。本人は海外志向も高いとされ、WWEやAEWといった米国マット挑戦も浮上している。今後の動向に注目が集まる。
これは武田取締役が語ったことではないが、東スポがこのような内容を
書くということは何かその根拠となる情報をキャッチしているのかもしれない。
つまり中嶋勝彦の今後の方向性としては国内ではなく海外という可能性が
高いということだろうか。
その方向で考えるとまずはWWEということになるが、
WWEは大型選手志向が強いと言われているだけに、
ジュニアヘビー級クラスの体格の中嶋勝彦は少々厳しいかもしれない。
ここ近年でもいろいろな選手が海を渡っているが、メインストーリーに位置しているのは、
中邑真輔だけという状況だけに可能性は低いのではないだろうか。
そうなるとアメリカ第2位の団体であるAEWが浮上するが、
ここでは体格に関わらず多くの選手が活躍しているだけに、
日本のビッグネームである中嶋勝彦が活躍する土壌はあると言っていいだろう。
またAEWであれば、間接的に新日本プロレスの選手たちと戦う可能性も
あるだけに、もし海外に進出するならばAEWの可能性が高いのではないだろうか。
まだまだ情報が少ないだけに、中嶋勝彦の行き先は不透明であるが、
20周年を控えた今、後悔のない選択をしてほしいと思う。