昨年末から所属選手の大量離脱が起きるなど、
プロレス界で何かと話題の全日本プロレス。
そしてその話題の中心の一人としては、
社長を務める福田氏の名前がファンの間では挙がるだろう。
この福田社長が自ら見せる行動はいわば王道と呼ばれるそれとは
真逆のアクションと言えるが、そんな福田社長のインタビューがアップされたので、
今回の記事ではそちらについて進めていきたいと思う。
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【独占】古参選手の大量離脱、ネットを騒がせる全日本に今何が起きているのか 福田社長が明かす真相(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース
まずこのインタビューで福田社長は、これまでの自身の行動や
現状をこのように語っている。
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全ては『会社を潰してはいけない、全日本プロレスの灯を消してはいけない』との一心でやっています。会場に足を運んで下さったりグッズを買って下さったりCS放送や動画配信サービスで見て下さっているファンには感謝しかございません。これから全日本プロレスをより大きく広げるため、スターを作るために動いている最中でございます。そして内輪揉めのように伝えられている退団者達ですが、新天地がすぐ決まった者もいて安心しています。ぜひ新たな道で頑張って頂きたいものです
つまり福田社長の行動は全ては会社と潰してはいけない。
という思いから生まれたということだが、
それが王道のイメージとかけ離れていた故に、ハレーションが起こったということだろう。
しかし平日の後楽園ホール大会でも動員数が好調という結果も出ているだけに、
話題を呼ぶという戦略としては正解と言えるのかもしれない。
そしてそんな福田社長は別の施策としてアクトレスガールズとの業務提携を実施している。
元々全日本プロレスには資本関係はないと言われているが、
諏訪魔、石川修司がコーチしていたEvolution女子が活動していた。
それが今回突然アクトレスガールズとの提携を発表したわけだが、
このアクトレスガールズの提携が大量離脱の要因とも言われている。
そんなファンの憶測に対して、インタビューではこのように語っている。
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これから会社の発展のためにアクトレスとの業務提携を選びました。その理由は有料動画配信サービス『全日本プロレスTV』の会員数増加を目指してコンテンツ補強と、全日の男子選手と役割が違うオリジナルで独立した女子エンターテイメントだからです
つまりアクトレスガールズと提携することで、
ファンの間口を広げたいということかと思うが、
それらが認知されるまでは少し時間がかかるのかもしれない。
そして肝心のリング上の現状だが、
昨年から引き続き現在も中嶋勝彦が三冠王者に君臨している。
彼もまたNOAH時代と違い、闘魂スタイルを旗印に掲げ、
いろいろな意味で話題を振りまいているが、それも動員増加の大きな要因かもしれない。
もちろんこの中嶋勝彦の行動に関しては賛否両論あるが、
ビジネスとして考えると、業績回復に貢献することが正義と言えるだろう。
そんな中嶋勝彦は次の挑戦者として、斎藤ブラザーズのレイの挑戦を受ける。
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はたして中嶋勝彦は今の王道を象徴している一人と言える斎藤レイの挑戦を
退けることができるのか?
2.20後楽園ホール大会での一戦は注目の戦いとなりそうだ。