3.19横浜武道館大会で清宮海斗を破り、ノアの至宝のタイトルGHCヘビー級王座を
戴冠したジェイク・リー。
そしてその試合後、中島勝彦が登場し、4.16ゼビオアリーナ仙台大会での
タイトルマッチが決定した。
そんなジェイク・リーが先日中島勝彦戦について語った
公式動画が公開されたので、本日はそちらについて書いていきたいと思う。
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ジェイク・リーは中島勝彦との対戦が決まった後、
ノアで一番戦いたい相手であったと語っていたが、
今回の動画内でその理由をこのようにコメントしている。
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参戦した当初から思っていました。中嶋勝彦は「上手い」「強い」「怖い」。昔ながらのプロレスラーの強さと今現在のプロレスラーの上手さ強さがある。それをあの年齢で体現している。技もそうだし目の動き肩の動きチェックしています
これを見る限りジェイク・リーは中島勝彦のことを
過去、現在の良いところを両方持ったレスラーであると評している。
確かに中島勝彦はまだ30歳半ばの年齢であるが、
キャリアは長く強さ、上手さ、そして怖さを保持しているレスラーであると思う。
それは試合を見ればよくわかるのだが、改めてこのように言語化すると
その凄さがより際立つと言っていいだろう。
またジェイク・リーは中島勝彦戦はどのような戦いになるのか?
という問いに対し、このように答えている。
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一発で終わるんです。唐突に。試合の流れなんか関係ない。他の選手じゃあり得ませんよ
現代の試合は良い試合とされるのは技の応酬があってこそという部分があるが、
ジェイク・リーは今回の試合をそのような試合になるのではなく、
お互いの一発の技で決まると考えている。
たしかに中島勝彦の蹴りを筆頭とした打撃技や
ジェイク・リーの膝や蹴りがまともに入れば一発KOというシーンも
大いに考えられるだろう。
そう考えるとこの試合はいつ終わるのかわからない
緊張感のある戦いになる公算が高いのかもしれない。
そして最後にジェイク・リーがノアを主戦場に選んでからの
現在の心境について触れてみたいと思うが、
彼はそれをこのように語っている。
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不安と緊張と好奇心と色んな思いがゴチャゴチャになっています。ふてぶてしくやってるように見せてるだけ、生きるための術ですよ。僕は元がすごく強いわけではない、何かに元からすごく秀でた人間でもない。元々ない人間だから考えて工夫してというのを誰よりもしないといけないんです。常に自分を不安に駆らせるような、『今のままで本当にいいのか』という自問自答をしています
これを見る限り表向きは常に強気でふてぶてしく見せているが、
本心は不安や緊張、好奇心などいろいろな感情が交差しているようだ。
つまりノアで生き抜く術として、今のキャラクターを演じているともいえるが、
多くのファンもそんなジェイク・リーを支持しているだけに、
このままの姿を貫いてほしいと思う。
また常に自分自身に、今のままでいいのか?と問いかけていると
語っているが、これは向上心の表れと言っていいだろう。
はたしてこのジェイク・リーと中島勝彦という危険な二人の遭遇は
いったいどんなハレーションを起こすのだろうか。
そんな大注目の一戦はABEMAで無料視聴可能なので、
皆さんもご覧いただければと思う。
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