ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】STRONG無差別級ベルト誕生から考える各タイトルの今後の展開

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(出典:新日本プロレス公式)

www.njpw.co.jp

 

 

4.3に配信されたNJPW STRONGにて、次週より開始されるNJC USA優勝者に

STRONG無差別級ベルトが贈呈されることが発表された。

 

 

2冠統一問題がようやく落ち着きを見せてきた新日本プロレスだが、

ここでまた一つタイトルが増えたということになる。

 

 

そこで今回の記事ではこのSTRONG無差別級ベルトの誕生が、

今後各タイトルの展開にどのような影響を与えるのか?

そのあたりのことについて書いていきたいと思う。

 

 

さてまずは現在の新日本プロレスにおけるヘビー級(無差別級)

シングルのタイトルを整理してみよう。

 

 

IWGP世界ヘビー級王座=ウィル・・オスプレイ

NEVER無差別級王座=棚橋弘至

IWGPUSヘビー級王座=ジョン・モクスリー

STRONG無差別級王座=NJC USA優勝者

 

 

ここ最近の紆余曲折を経て現状はこのようなタイトル、

そして王者という形に落ち着いている。

 

 

これを見ると今後国内で争われるベルトはIWGP世界ヘビー級とNEVER。

そして海外で争われるのはUSヘビーとSTRONG王座ということになりそうだ。

 

 

このベルト新設に関してはさまざまな意見もあるかと思うが、

棲み分けがきちんとなされれば、

ファンにとってはわかりやすい構図となるのではないかと思う。

 

 

ではまず日本国内のタイトル戦線だが、今後どのような展開が考えられるだろうか?

必然的に今回の統一王座誕生でタイトルが一つ減少したので、

よりその競争は熾烈を極めることになるだろう。

 

 

それはつまり各タイトル戦線に絡める選手がこれまでより

シビアに選別されるということになるということである。

 

 

そしてこれまでと最も変化が生まれるのはNEVERのベルトの方だろう。

これまでのNEVERは自由なイメージがあり、

チャンピオン、挑戦者も幅広い選手の中で展開してきたかと思う。

 

 

しかし今回の統一により、このNEVERのベルトは実質2番手のベルトとなった。

また次に行われるであろうタイトルマッチが、棚橋ージェイであることを考えても

団体としてこのベルトの格式を上げたいというところが見てとれる。

 

 

よって今後のNEVERはこれまでのイメージと異なり、

よりトップに近い選手たちによって争われることになるのではないだろうか。

それはNEVERのIC化とも言えるかもしれない。

 

 

では次は海外のタイトルについて考えてみよう。

今回のSTRONG無差別王座新設を受けて、海外中心のベルトはUS王座と併せ2つとなった。

 

 

まず今回新設されたSTRONG王座に関しては、

基本的に番組内での争いということになるのではないだろうか。

 

 

現在NJPW STRONGは配信を重ね結果的に番組独自の選手が多数参加している。

そしてSTRONG王座はそれらの選手の頂点という位置づけで今後番組内で

展開されるという流れが予想される。

 

 

これは番組自体にも柱が出来ることになるので、

ブランディングを行う上でもプラスの働きをもたらすだろう。

そして最終的にはそこで頭角を現した選手が新日本の本編へ昇格する可能性もある。

 

 

つまりWWEにおけるNXTのような役割を団体としては考えているのではないだろうか。

そう考えると目指すべきタイトルの設立も合点いくところである。

 

 

では最後にUS王座が今後どのように展開していくのかだが、

やはりモクスリーがこれほど長期間保持していることを考えると、

新日本と各団体との懸け橋となるベルトという位置づけになりそうである。

 

 

現在新日本と提携関係にあると思える団体はAEWとインパクトレスリングかと思うが、

フィンジュースがインパクトのタッグ王座を獲得したことを考えると、

これらの提携は今後より進展していくと思われる。

 

 

その中でモクスリーが各団体でタイトルマッチを行えば、

それはそれぞれの団体に有益な効果をもたらすだろう。

そして直近でモクスリーに期待されるのは5月の二大スタジアムマッチへの参戦だ。

 

 

2週間で2つのスタジアムマッチを成功させるには、

メインストーリー以外のビッグタレントの参戦は不可欠である。

来月この男が姿を現すことを大いに期待したいと思う。

 

 

さて今回の記事では今後の各タイトルの展開などを書いてみたが、

もっとも重要なことは、各タイトルの棲み分けをいかに明確にしていくかだろう。

その部分がうやむやになれば各タイトルの存在意義もぼやけてしまう。

 

 

新日本プロレスにはこれまでの経験も活かし、

しっかりと運用していただきたいと最後に書き記しておきたいと思う。

 

 


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