ついに開幕した新日本プロレス真夏の祭典、G1CLIMAX34。
今年のキャッチフレーズは”決めろ最強”ということで、
白熱した展開が予想されるところだが、それに呼応するように、
開幕戦から波乱の展開が続出した。
具体的には優勝候補と言われる選手が数多く初戦から敗れるなど、
今後の混戦を予想させる結果となった。
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この星取をもとに昨日を振り返ってみると、第1試合のボルチン・オレッグ、
そして第2試合のカラム・ニューマンと予選を勝ち上がった選手が、
ともに初戦を承知で飾った。
相手はともに新世代の選手だけに大きな価値がある1勝と言えそうだ。
そして第6試合では、新日本のリングという意味では初の試合となる
ジェイク・リーが元IWGP世界ヘビー級王者のSANADAを5分弱で下すという
衝撃のG1デビューを飾った。
この男のこれまでの実績を見れば、不思議ではない結果だが、
新日本プロレスの選手とすれば脅威の的でしかないだろう。
はたして新日本本格参戦が噂されるジェイク・リーはどのような結果を残すのか?
俄然期待が高まったのは私だけではないはずだ。
そして会場の盛り上がりという意味では第7試合のEVILvsゲイブ・キッド戦が
最も盛り上がっていたように感じた。
これは同じBULLET CLUBながら、ゲイブがベビーフェイスという立ち位置となり、
それをEVILがより引き立てたという構図がハマったことが要因かと思う。
二人からはともに新日本プロレス愛というものを感じるが、
ゲイブのそれは多くのファンに現在共感されており、解説陣も言っていたが、
ダークヒーローへと進化している。
はたしてゲイブはこのG1を機にどのような変化をしていくのか?
要注目の存在であることは間違いないだろう。
そしてセミファイナル、メインでは、ともに有力な予選突破候補とされる
辻陽太、内藤哲也が、それぞれKONOSUKE TAKESHITA、鷹木信悟に敗れた。
この4名に関してはおそらく全員が予選を突破するのではとみているが、
すぐに決勝トーナメントでの再戦もあり得るので、
リベンジの機会はすぐに訪れるかもしれないが、はたしてどうなるだろうか。
そんな波乱含みの開幕戦に続き、同じ大阪府立体育館で本日もG1公式戦が行われる。
本日は14時スタートとなっているので、ご注意いただければと思う。
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