6.4大阪城ホールに7040人の観衆を集めて開催された、
新日本プロレス上半期の総決算となるビッグマッチ、ドミニオン。
昨年の6068人という観客数からさらに動員を伸ばし、
大阪城ホールが満員になる日も近いといえそうだ。
そんなドミニオンであるが、今大会は上半期の総決算となる
ビッグマッチにふさわしい素晴らしい大会であったといえるだろう。
その中でも今大会のMVPと言えるのは、
やはりこの日もっとも歓声を集めたであろう辻陽太ではないだろうか。
ご存じの通り辻陽太は凱旋帰国初戦のこの試合が
IWGP世界ヘビー級王座挑戦という、否が応でも注目を集める立場であり、
さらに前日の調印式後にLIJに電撃加入したことで、よりその期待感は高まった。
つまり辻陽太からすれば、圧倒的なプレッシャーがかかる中での戦いとなったが、
会場の多くのファンの歓声を集めたことを見ても、
その高いポテンシャルを存分に発揮したといえるだろう。
結果的に試合には敗れてしまった辻陽太だが、
この日のようなファイトを続けていれば、またチャンスが来ることは間違いないはずだ。
それがこの日発表されたG1の舞台であっても誰も驚かないだろう。
そして今大会では多くのサプライズが起こったが、
その中でも最大のサプライズはやはりこの男の登場だろう。
そうそれはNEVER無差別級6人タッグの試合後にVTRで登場した
ブライアン・ダニエルソンである。
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🏯DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL🏯
— njpwworld (@njpwworld) 2023年6月4日
「ブライアン・ダニエルソンと闘いたいんだろ?」
AEWのブライアン・ダニエルソンからオカダにメッセージ‼️
📲 #njpwworld で配信中📡
👀登録視聴⏩https://t.co/CcdQ1XamUA#NJPW #njDOMINION pic.twitter.com/Oqmvzphn6l
今回の動画を見る限りブライアン・ダニエルソンにオカダカズチカに向け
メッセージを送り、
そしてそれに対しオカダは禁断の扉を開けると宣言している。
そう考えると二人の対戦は間もなく行われる
AEWとの合同興行で行われることになりそうだ。
はたしてそれがシングルマッチなのか、もしくはこの日のような6人タッグなのかは
現時点では不明だが、世界が注目する戦いとなることは間違いないだろう。
その他にも今大会ではバレットクラブにも数多くの動きがあり、
各ユニットの陣容がそろってきた。
そしてさらにG1クライマックス出場者の発表もあり、
なんとノアから清宮海斗の参戦も決定したが、
それについては別記事で触れていきたいと思う。
このようにドミニオンが終わっても見逃せない展開が続くであろう新日本プロレス。
引き続きそれらの展開を追いかけていきたいと思う。