先日、8.13両国国技館大会で開催された優勝決定戦をもって終了した、
新日本プロレス真夏の祭典、G1CLIMAX33 。
その新日本プロレス年間最大シリーズにNOAHから単独で参戦し、
多くの話題を振りまいた清宮海斗。
彼はこのG1に参戦するにあたり、
優勝することとNOAHの知名度を広げることを目標に掲げていた。
片方の優勝するという目標は予選リーグ2勝3敗2引き分けという成績で
予選落ちしてしまったが、シリーズを完走することでもう一つの目標である
NOAHの知名度を広げることは成功したように思う。
今回の参戦の効果は今後のNOAHの動員数などで判断することになるかと思うが、
プラスの効果があることは間違いないだろう。
そしてそんなG1が終わった先日、清宮海斗が東スポのインタビューで
現在の心境を語っているので、今回はそちらに関し取り上げて見たいと思う。
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まず今回のG1の結果に関し、清宮海斗はこのように答えている。
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めちゃくちゃ悔しいですね。優勝を目標にやってきたので
清宮自身は優勝を目標に掲げていただけに負け越しという結果に終わったことは
不本意でしかないだろう。
そう考えるとこの返答をもっともであると思う。
そして次の質問である自団体のN-1を欠場してまでのG1参戦に関しては
このような返答を述べた。
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全く後悔はないです。得たものも大きいので。それを持って戻って、変わった自分を見せたい。主役になるというのはブレずにこれからも目指していきたいです
この言葉を見る限りは新日本プロレスの興行に参戦することで得たものが大きいと語り、
そのため自団体のシリーズを欠場したことに後悔はまったくないと語っている。
つまりそれだけ充実した1ヶ月間を過ごしたということだろう。
そしてそんな清宮海斗がG1を通じて得たものについてだが、
こちらに関してはこのような言葉を残している。
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一番の収穫は、客観的に現状を分析することだという。「ノアを広げていくために自分に足りていなかったものを感じることができました。それが(具体的に)何なのかはノアのリング上の戦いで見せたい
この言葉から推察すると、現状の新日本プロレスとNOAHの違いを認識し、
自身がその違いを埋めるために何ができるのか?
もしくはしなければならないのか? がわかったということだろうか。
たしかに同業と言えども肌で感じないとわからない部分は多々あるので、
今回のG1参戦という貴重な経験は彼のステージを一つあげたのかもしれない。
また今回のG1の最終戦ではなんと新日本プロレスの大岩陵平がNOAHに
武者修行に出るというサプライズもあっただけに、今後は大岩と二人で
NOAHを盛り上げていくということだろう。
はたしてNOAHの未来を託されたこの男はいったい何をこれから見せてくれるのか?
引き続き注目しておく必要があるだろう。