10.9後楽園ホールで行われるGLEAT Ver.EX。
今大会はGLEATvs強敵と銘打たれ、GLEAT所属選手たちが他団体の選手と対戦する。
メインはG-REX王者T−Hawkが全日本プロレスの”大巨人”石川修司と対戦するが、
王者にとってはこれまでの挑戦者と圧倒的にサイズが違うだけに、
かなりの難敵であることは間違いないだろう。
現在タッグタイトルが全日本プロレスの斎藤ブラザーズに流出しているだけに、
団体の至宝のタイトルまで同じ全日本プロレスに流出することは避けたいところだ。
はたして王者は今回ベルトを守り切る事ができるだろうか。
そしてセミファイナルではエル・リンダマンと田村ハヤトが越境タッグを組み、
元ドラゴンゲートのSBK・TAKUMA組と対戦する。
GLEATとドラゴンゲートの背景を知っているファンにとっては、
禁断の対決とも言える一戦だが、
これまでメキシコで活躍してきたSBK、TAKUMAの二人にとっては、
この初戦でどれだけインパクトを与えることができるのかが、
今後に大きな影響を与えることは間違いないだろう。
彼ら二人にとっては、GLEATのトップ選手であるリンダマン、田村ハヤトは
強敵に違いないが、逆に考えるとここでどちらかの首を穫れば、
一気にGLEATの中心に登るチャンスが生まれるはずだ。
はたしてこのメキシコからの侵略者はどんなインパクトを
ファンに与えることができるだろうか。
そして今回のタイトルである石田凱士の復帰戦についてであるが、
当初は同じBGIのフラミータとの一戦が組まれていた。
しかし直前でフラミータがケガのため出場できなくなり、
現在は対戦相手が当日発表のXということになっている。
Xといえば今新日本プロレスでも大きな話題となっているが、
こちらのGLEATの方も誰になるのか、興味が尽きないところである。
まず直前での変更ということを考えれば、おそらくこのXは日本人選手、
もしくは日本に拠点を置いている外国人選手ということになるだろう。
ここは日本人選手と仮定して考えてみるが、
最も考えられるのは今交流が続いている全日本プロレスからの参戦だろうか。
しかし同じ10.9では新潟で大会があり主力選手が多数出場しているだけに
こちらからの線はなさそうだ。
となると、他の団体、フリー選手などが想定されるが、
個人的に面白いと考えているのは土井成樹である。
ご存知の通り現在土井成樹はフリーであり、多くの団体に上がっているが、
古巣ドラゴンゲートにも参戦しているからか、まだGLEATのリングには
参戦していないはずである。
しかし現在全日本プロレスでリンダマンと接触があるだけに、
これを契機にまさかの参戦があるかもしれない。
また石田凱士とはドラゴンゲート時代にも同ユニットであっただけに、
話題性などを加味しても適役とも言える存在ではないだろうか。
またインパクトを考えればドラゴンゲート関係の選手が上がれば
大いに話題を呼ぶかと思うがはたして当日石田凱士の前に登場するのは
一体誰になるのか?
そんな後楽園ホール大会は明後日、10月9日18時半スタートだ。