アメリカのプロレス団体AEWの中心レスラーであったCMパンク。
カルトスターと呼ばれ圧倒的なカリスマ性で人気を博していたCMパンクだが、
本日AEWより彼との契約を解除するという発表があった。
👇
AEW、およびトニー・カーンは、フィリップ・ブルックス(CMパンク)との雇用契約を解除しました。
— AEW ジャパン (@AEW_jp) 2023年9月3日
AEWは彼のこれまでの貢献に感謝しています。 pic.twitter.com/ZBLmCNpMoe
今回CMパンクが実質解雇された経緯はこれまでもプロレスメディアで語られていたが、
改めて整理するとことの発端は昨年バックステージでケニー・オメガと
トラブルを起こしたことにある。
当時CMパンクはAEW王者であったかと記憶しているが、
このトラブルが元で出場停止処分を受けたとされている。
彼がトラブルを起こした相手のTHE ELITEは団体の副社長でもあり、
AEWの根幹を成す人物たちである。
そう考えるとこの出場停止処分は妥当であったかもしれない。
上記のトラブルでファンの前から消えたCMパンクだが、
このままAEWを解雇されるのではというのが大方の見方であった。
しかしAEWは第3の番組であるCOLLISIONを始めるにあたり、
その中心にCNパンクを据えた。
これは放送するテレビ局の意向とも言われているが、
どちらにせよ出場停止は解除された形となり再びファンの前に姿を現し
トップ選手として活動を始めた。
そんな中AEW史上最大の興行であるイギリス、ウェンブリースタジアムでの
8万人興行Allinが行われたが、そこでCMパンクは再びトラブルを起こしたとされる。
今回の相手はジャック・ペリーと言われているが、
どうやら彼の試合のクリエイティブに口を出し、そこからトラブルに発展した模様だ。
これを重く見たAEWは規律委員会を開き、その結果ついにCMパンクとの契約を
解除すると決定した。
これによりCMパンクは約2年に渡るAEWでの活動が終わったわけだが、
はたしてこのカルトスターの今後はどうなるのか?
引き続き注目しておく必要があるだろう。