現在プロレスリング・ノアで開催中のN−1VICTORY。(以下N1)
そのリーグ戦最終戦が8.27かわさき大会で行われ、
各ブロックの優勝決定戦進出者が決定した。
今回各ブロックの厳しい戦いを制し、N1の優勝決定戦の舞台に立つのは、
Aブロックからは拳王、そしてBブロックからは潮崎豪という二人となった。
今回のN1には多くの初出場の選手も参加し、彼らの活躍にも期待されたが、
最終的にはここまでNOAHで数多くの実績を残してきた二人が残ることとなった。
そして今大会を振り返ってみると、まずセミ前でともに進出の可能性があった
征矢学とドクトル・ワグナー・ジュニアが対決した。
この戦いでは征矢がワグナーを制し、初の優勝決定戦に望みをつなぎ
セミファイナルの戦いを待つことになった。
そしてセミでは中嶋勝彦と潮崎豪というAXIZ対決が行われ、
勝てば決定戦進出が決まった中嶋勝彦を潮崎が破り勝ち点で征矢と並んだ。
こうなれば二人の直接対決で決まるのが通例であるが、
この二人はリーグ戦では引き分けているので、ここでなんとメイン後の
優勝決定戦進出を決める戦いが追加された。
これは新日本プロレスのG1でも可能性はよくあるが、
実際にはほぼ行われないだけにファンとしても嬉しいサプライズとなっただろう。
そしてBブロックのこれらの展開が決まったあと、
Aブロックの代表を決めるこの日のメインイベントであった
拳王とジェイク・リーの初シングルが行われた。
結果としては王者のジェイク・リーがNOAHに登場し、
初の黒星を味わう事となり、拳王がAブロックの代表として
優勝決定戦に進出をはたした。
あとはボーナストラックとなった征矢学vs潮崎豪の一戦の結果で
9.3大阪で行われる優勝決定戦の選手が決まるわけだが、
ここは潮崎豪が意地を見せ、征矢学を豪腕ラリアットが下した。
これにより9.3大阪で行われる優勝決定戦のカードは
拳王vs潮崎豪となったが、彼らは勝利した先に、
王者ジェイク・リーとのタイトルマッチを見据えていることは間違いないだろう。
欠場から復帰しここまで戻ってきた潮崎はもちろんだが、
これまで欠場することなく、色々な意味でNOAHを牽引してきた拳王としては
そろそろジェイク・リーからタイトルを奪い返し存在感を見せつけたいところだろう。
はたして9.3の大阪で勝利するのは帰ってきたIamNOAHなのか?
もしくはその潮崎の欠場中もNOAHを牽引してきた反骨のカリスマか?
大注目の一戦となることは間違いないだろう。
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