現地時間8.27イギリスのウェンブリースタジアムで8万人超の観衆を集め行われた
AEW史上最大の興行となるAllin。
その興行に新日本プロレスからただ一人参戦したのが、
イギリス出身である現IWGP”UK”王者のウィル・オスプレイである。
上述した呼称にもある通り、イギリス出身のオスプレイは
保持しているIWGP US王座のベルトを勝手に変更し、
現在はUK王者と自身のことを呼んでいる。
そんなオスプレイが母国で行われる超ビッグマッチで負ける訳にはいかないところだが、
相手はAEWの重鎮にして、リビングレジェンドでもあるクリス・ジェリコだ。
年齢的なものを考えれば今が全盛期のオスプレイが圧倒的に有利だが、
ジェリコにはキャリアに裏打ちされた強さが備わっている。
勝敗も注目されたこの一戦だが、結果的にはオスプレイが勝利し、
故郷に錦を飾ることができたと言えるだろう。
そんなオスプレイであるが、もう一つ注目されていることがある。
そうそれは残り6ヶ月で終了されると言われる新日本プロレスとの契約である。
これは先日のAEWダイナマイトでオスプレイ自身が発言したことなので、
おそらく真実なのではないかと思われる。
となれば来年以降の彼の動向が気になるところだが、
オスプレイ自身はインタビューなどで、アメリカで暮らしたいとは思わない、
新日本プロレスとの関係はうまくいくだろう、というようなことを語っている。
この発言を見る限りは新日本プロレス残留が濃厚と言えそうだが、
ジェイ・ホワイトのAEW移籍という例もあるように
どうなるかはその時にならないとわからないと言えるだろう。
また今回AEW8万人という大観衆を集めた興行を経験したことは
彼の気持ちにも変化をもたらすかもしれない。
はたして新日本プロレスのトップの一角に君臨するこの男の選択は、
どこになるのだろうか。
今後の新日本プロレスを含む彼の動向を引き続き追いかけていきたいと思う。