9.3ノア大阪大会でグレート・ムタ、
そして新日本プロレスのグレート・オーカーンと闘った、
現GHCヘビー級王者の拳王。
その試合後のコメントの中で興味深いものがあったので、
今回はそれをテーマとし進めていきたいと思う。
まず拳王が発した興味深い言葉とは以下の内容である。
👇
新日本プロレスで思い出した。俺は新日本プロレスで1人だけ戦わないといけないレスラーがいる
そう現GHC王者が新日本プロレスの中に
戦うべきレスラーがいると公に発言したのだ。
皆さんの記憶にもまだ残っているかと思うが、
今年の1.8新日本プロレスとノアは対抗戦を行った。
その後両団体の交流は小島聡の継続参戦など、
局地的には続いているが大きな動きは止まっていた状態であった。
そんな状態の中での現王者のこの発言。
これは両団体が再び交わる前兆ということだろうか。
そしてそれ以上に気になるのは、やはり拳王が語った
新日本プロレスで戦うべきレスラーとはいったい誰なのか?というところだろう。
その候補として考えられるのは、1.8の対抗戦で戦った
LIJの内藤哲也、鷹木信悟、
そしてノアのレベルを低いと断言したオカダカズチカあたりだろうか。
その中で現在の新日本プロレスのおける展開などを考え、
有力なのは内藤哲也になるのではないだろうか。
ご存じの通り内藤哲也はG1では準決勝で敗れ、
目標としていた1.4東京ドームのメインが遠ざかった状況に陥っている。
つまり明確なテーマが現在はないわけだが、
もし拳王との展開が今後勃発するのならば、
逆転劇が再び動き出すことになるだろう。
現時点ではあまり考えられないことだが、
内藤哲也が拳王の持つGHCヘビー級王座に興味を示し、
そしてもしそれを獲得するとなれば、プロレス界を巻き込む出来事となるだろう。
ただ拳王は上の発言の後、今ではないとも付け加えている。
これを普通にとればまずはこの日N-1を優勝した清宮海斗との
決戦を見据えていると言えるだろう。
動きやすさで言えば王者より、そうでない方が容易になるはなるが、
話題性でいけば、王者であるからこそ盛り上がることは事実である。
はたして拳王が戦うべき新日本プロレスのレスラーとはいったい誰なのか?
そしてその戦いが実現するのならば、いったいそれはどの舞台となるのか?
そしてさらにその実現のために、拳王は自らが動き、
新日本プロレスに再び乱入してくるのか?
この日のGHCヘビー級王者の発言をきっかけに、
ノアとの扉が再び開くことを期待しておきたいと思う。